【国内・海外EC業界ニュース】ついに「メルペイ」登場!春の訪れとともに熾烈化するキャッシュレス戦国時代? Weekly Picks! 2/14-2/20

【国内・海外EC業界ニュース】ついに「メルペイ」登場!春の訪れとともに熾烈化するキャッシュレス戦国時代? Weekly Picks! 2/14-2/20
トランスコスモス調査部が厳選する国内・海外EC業界ニュース
 
今週も国内外問わずEC市場の動きを、ダイジェストでお届けします。
 
世界33カ国・171の拠点があるトランスコスモスだからこそ伝えられる、
 
国内外EC業界の「今」が、5分でわかります。
 
 
今週のトピックはこちら。
 
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メルカリ、「メルペイ」提供でスマートフォン決済に参入!

 

2月13日、メルカリがスマートフォン決済「メルペイ」をiOS向けに提供し始めました。これにより、メルカリ電子マネーカードが発行され、メルカリの取引で発生した売上金をコンビニエンスストアやレストラン、ドラッグストア、ファーストフードなどの実店舗での利用が可能となります。売上金以外に、クレジットカードや各種銀行口座と連携し、残高をチャージすることもできます。今後の計画としては、2月中にAndroid向けサービスの開始、そして3月中旬にはQRコード決済への対応を予定しています。この他に加盟店サポートへの進出も計画しており、具体的にはメルカリ内及び加盟店の売上データを活用し、ポイントやクーポン配信などの販促サポート、商品開発などを挙げています。メルペイの開始により、今まで1万円未満の売上金を現金化するための振込手数料の負担もなくなるため、約1,200万人の利用者にとってより自由にメルカリ以外で売上金を使うことができるようになります。一方で、少額決済がしやすくなったことで、今までメルカリ内での取引に充てられた売上金の流通量が減ることも考えられ、すでに売上が落ちていると感じる利用者もみられているそうです。今後、利用者満足度のためにもフリマでの取引量の維持も一つの課題となるかもしれません。
 
情報源:プレスリリース『メルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」、 事業戦略発表会「MERPAY CONFERENCE 2019」を開催』(2019/02/20)
 
 
trans+編集部
trans+編集部
満を持して登場したメルカリのモバイル決済サービス「メルペイ」。2/20に完全招待制で行われたMERPAY CONFERENCE2019の動画はこちらよりご確認いただけます。
 

大手玩具メーカー レゴ、スナップチャットと共同でAR店舗をオープン

 

2月15日から19日にかけて開催されたロンドンファッションウィークに先駆けて、玩具メーカーのレゴが、ロンドン市内に”The Missing Piece”というポップアップストアを開店しました。店舗には商品在庫や見本を置かず、スナップコード(スナップチャット専用QRコード)のみ設置されていました。スナップチャットのアプリで読み込むと、ARを用いたバーチャルブティックを表示することができ、そこではレゴの限定ファッションアイテムを購入できるようにしました。ストアの開設に協力したスナップチャットによると、利用者の約7割は毎日ARレンズを利用しているそうです。同社では、ARはよりわくわくする体験の提供が可能となり、Eコマースと融合することで売上拡大に繋げることができると考えています。
 
情報源:Forbes「服を置かないAR洋服店 レゴとスナチャが限定オープン』(2019/02/15)
 
trans+編集部
trans+編集部

スナップチャットの強みの一つである「AR(拡張現実)」を活かした小売り店舗の新しい取り組みです。昨年3月には大手ファッション小売りのZARAもARアプリをローンチしています。いつか実店舗に全く商品が「存在」しない時代が来るのでしょうか。ARが顧客の新しい買い物体験をどう変えるのか、注目です。

 

中国大手EC、買収により実店舗展開強化の動き

 

中国では、数年前からニューリテールと呼ばれるオムニチャネルの動きが活発化しています。アリババや京東などの大手は積極的に実店舗展開を図り、オンラインとオフラインのデータを融合することで、より顧客理解を深めながらマーケティングや製品開発に活かしてきました。2月に入り、大手家電通販蘇寧がコングロマリット万達集団傘下の「万達百貨」を買収、また、アリババが独メトロの中国事業に出資するため交渉を進めていることが相次いで報道されています。両社の動きは、2018年10月に京東が仏カルフールの中国事業に出資しオフラインを強化した動きへの対抗とみられ、今後もニューリテールの動きは注目となりそうです。

 
情報源:AFPBB『中国ネット通販大手の蘇寧が「万達百貨」全店舗買収 小売りの版図を拡大へ』(2019/02/15)
情報源:Business Report『Alibaba in talks on stake in China operations of Germany’s Metro – sources』(2019/02/17)
 
 
dummy
trans+編集部

先日trans+でも取り上げた「Luckin Coffee(ラッキン コーヒー)」のように、中国におけるオムニチャネルでの取り組みは急速に発展しています。ぜひこちらの記事も併せてお読みください。

 

米アマゾン、ウォルマートが2018年度第4四半期業績を発表しました!

 

米アマゾンとウォルマートがそれぞれ2018年度第4四半期の業績を発表しました。アマゾンの売上高は前年同期比20%増の723億8,300万ドル(約8兆195億円)を記録し、なかでも利益率が高いクラウドサービス「AWS」部門の売上高が前年同期比から45%増え、業績を伸ばしています。同社については2018年年次報告も発表しており、総売上高は前期比30.9%増の2,328億8,700万ドル(約25兆8024.7億ドル)を記録しました。国別売上を見ていくと、アメリカは前年同期比32.9%増の約1601.5億ドル(約17兆7,382.9億円)、ドイツは同17.2%増の約198.8億ドル(約2兆2,019.2億円)、イギリスは同27.7%増の約145.2億ドル(約1兆6,082.4億円)、日本は同16.1%増の約138.3億ドル(約1兆5317.1億円)となりました。

また、ウォルマートの2018年度第4四半期決算報告によると、全体売上は前年同期比2%増の1,388億ドル(約15兆3780億ドル)と堅調な足取りで伸びており、売上43%増と好調なネット通販がけん引役となりました。好調な要因の一つとして、生鮮食品ピックアップサービスを挙げており、今後、同サービス強化に向けて、対応店舗を2,100店から3,100店に増やす計画を発表しています。

 
情報源:ネットショップ担当者フォーラム『アマゾン日本事業の売上高は約1.5兆円【Amazonの2018年実績まとめ】』(2019/02/18)
情報源:ロイター通信『ウォルマート、米既存店売上高が大幅増 食料品・ネット通販好調』(2019/02/20)
 
 
dummy
trans+編集部

Amazonの業績にもはや驚きはないと言えるでしょう。一方で、Weekly Picksで何度も取り上げているウォルマートも、デジタルシフトの結果が確実に結びついてきています。オムニチャネルマーケティング、リテールテック市場が盛り上がる中、実店舗を持つウォルマートがどのような戦略でAmazonと対抗していくのでしょうか。

 

 

 

毎年ロンドンファッションウィークでは、新しいテクノロジーを採用した取り組みが話題となります。今年は、レゴがスナップチャットと共同でAR(拡張現実)を使ったストアを開設したことに加え、名門ファッションスクールのセントラル・セント・マーチンズが世界で初となる5G通信で実現したMR(複合現実)ファッションショーを開催したことで注目を集めました。イベントで提供された5G通信は実験的なものでしたが、今年から2021年にかけて世界各地で商用利用が進むことが計画されています。5G通信が普及すれば今まで以上に大量データを要するARやMRの利用がしやすくなり、企業によるショッピングやブランド体験を向上させるための活用が進むと考えられます。今後、どのような事例が出てくるか楽しみですね。
※セントラル・セント・マーチンズのショーの模様はこちらからご覧になれます。

トランスコスモス調査部より

 
 
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