trans-DXプロデューサーインタビューvol1 タイトル画像

営業DX最前線。
自動車・製造業界の変革を支えるプロデューサーの視点

trans-DXプロデューサー インタビュー
vol.1

trans-DXプロデューサーはお客様企業が抱える課題に対し、総合的かつ実行力のある支援を提供することを目的としています。

trans-DXプロデューサーインタビューでは、お客様企業のDX推進支援に携わるプロデューサーへ、担当業界についての特性やDX推進における課題、どのように課題を解決したかなど、経験談を語っていただきます。

vol.1は、自動車・製造業界で活躍されているtrans-DXプロデューサー佐藤広宣さんにお伺いしました。

BtoB特有の幅広い業務に惹かれ、自動車・製造業界を中心に幅広く担当

---- まず初めに自己紹介をお願いします。

佐藤
はじめまして。トランスコスモス株式会社でtrans-DXプロデューサーを務めております、佐藤 広宣と申します。キャリア採用されて8年目。デジタルインテグレーション事業からキャリアをスタートし、現在は自動車・製造業界のBtoB/BtoCを中心に、業界問わずBtoB事業の営業DX支援を手がけています。現場の問題特定・課題の可視化から解決案の提案、消費者(ユーザー)に寄り添ったプロジェクトマネジメントを得意としています。

 

---- なぜ自動車や製造業界に関わるようになったのでしょうか?きっかけなどがあれば教えてください。

佐藤
デジタルインテグレーション事業本部に在籍していた際に、製造業界のお客様企業を担当したことがきっかけです。当初は中~大規模案件のWebサイトリニューアルやCMS導入のプロジェクトマネジメント、運用業務設計・運用業務改善を担当していましたが、製造業界は他業界よりも特にBtoBの営業DXが進んでおり、BtoB特有の顧客接点(タッチポイント)・リード獲得・ナーチャリング・営業支援など、幅広い業務に惹かれ、以来、自動車・製造業界のDX支援を続けています。

 

trans-DXプロデューサー 佐藤広宣
trans-DXプロデューサー 佐藤 広宣

最もBtoBの営業DXが進んでいるといわれる自動車・製造業界

---- DXを推進するにあたって、自動車・製造業界ならではの特性や特徴はありますか?

佐藤
前述のとおり、製造業界は最もBtoBの営業DXが進んでいると言われており、常に「最先端」を求められる業界です。CRM、SFA、MAといったツールだけでなく、ABMやAIを絡めた営業支援を期待されると同時に、成果(売上)を求められる点が特徴です。

自動車・製造業界のDXは、ビジネスモデルや業務プロセスを根本的に変革するだけでなく、BtoBなら「営業支援」、BtoCなら「CX向上」まで多岐にわたります。特に営業支援では、オンライン(デジタル)×オフライン(対面)の接点を踏まえた施策、CX向上ではVOCを活用したUI/UXの改修など、チャネルを横断した支援が求められます。特に自動車は頻繁に購入する商品ではないため、CXを向上し、いかにファン化できるか、が重要な業界です。

 

---- 佐藤さんは多くの自動車・製造業界のお客様企業をご担当されていますが、この業界でよく見られるDX推進時の課題についてはどのようなものがあるのでしょうか?

佐藤
自動車・製造業界に限らずな話だと思いますが、消費者(ユーザー)の視点ではスタートからゴールまで同じお客様企業のコミュニケーションプロセスが求められます。しかし、部門が縦割りのお客様企業が多いため、部門間連携などに課題を感じています。また「営業DX」という言葉が先行してしまい、ツール導入をしたものの、使いこなせていないといったお声もあるのが現状です。

 

---- DX推進にあたっての課題として結構 “あるある” だと思います!この課題を解決する中で、特に苦労した点や、実行してよかった取り組みはありますか

佐藤
やはり部門間連携ですね。BtoBですと「マーケティング部門」と「セールス部門」の連携による「架電×MA」での営業DX支援、BtoCですと「マーケティング部門」と「カスタマーサービス部門」の連携による「VOC利活用」でのCX向上です。ともに部門間連携に必要な「ペルソナ・コミュニケーションプロセス図・チャネル横断KPI」を策定し、部門間で共通認識を持っていただきながら、プロジェクトを進めることに苦労しましたが、お客様企業のご協力もあり、業務効率化+KPI改善といった成果につながりました。

trans-DXプロデューサーとして、成長し続けたい

----お客様企業からの反応はいかがでしたか?どのような声があったのでしょうか?

佐藤
「トランスコスモスだから、佐藤さんだからプロジェクトが実行できた」と言われたときは、本当にうれしかったですね。実際、KPIを達成したときのお客様企業担当者の喜ばれた顔は今でも忘れられません。

 

----お客様からそのように伝えていただけるというのは本当に嬉しいですね!佐藤さんの今後の意気込みについて教えてください。

佐藤
自動車・製造業界では、「AI活用の先」を見据えた動きが求められています。今後、AI活用が進むにあたって、業務効率化や営業支援がもっと効率化していくと予想されています。常に進化を求められていますので、その期待を超え続けていきたいと考えています。

トランスコスモスの経営の基本理念である「お客様の満足の大きさが我々の存在価値の大きさであり、ひとりひとりの成長がその大きさと未来を創る。」とあるように、trans-DXプロデューサーとして成長し続け、お客様企業の期待を超えるサービスが提供でき、信頼されるパートナーであり続けたいと考えています。

 

---- 本日は貴重なお話、ありがとうございました! 

 

 

<参考>trans-DXプロデューサーとは

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