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【2023年EC業界ニュース】Amazon 欧州での鉄道や海上輸送の利用を2022年から2023年の間で50%増加

トランスコスモス調査部が厳選する国内・海外EC業界ニュース

今週も国内外問わずEC市場の動きを、ダイジェストでお届けします。

世界26カ国・93の拠点があるトランスコスモスだからこそ伝えられる、

国内外EC業界の「今」が、5分でわかります。

今週のトピックはこちら。

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目次[非表示]

  1. 中国Temu 2024年も米国Super Bowlに出稿する予定
  2. 楽天グループのリテールメディア事業が好調
  3. 英Tesco 店舗のデジタルサイネージを約4.5倍に増加
  4. アジア太平洋地域の消費者の約92%がサステナビリティを重要視していないブランドからの商品購入を控える
  5. Amazon 欧州での鉄道や海上輸送の利用を2022年から2023年の間で50%増加
  6. 韓国Lotte 英Ocadoのフルフィルメントシステムを活用しセンターを開設

中国Temu 2024年も米国Super Bowlに出稿する予定

EC Weekly Picks 中国旗

The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)紙によると、中国大手EC事業者Pinduoduo(ピンドゥオドゥオ:拼多多)傘下の格安ECプラットフォームTemu(ティーム―)が2024年も米国のSuper Bowl(スーパーボウル)にて複数の広告出稿をする予定です。2023年に引き続き2年連続の出稿となります。

Temu は現在、米国でAmazon(アマゾン)、Walmart(ウォルマート)、eBay(イーベイ)に次ぐ4番目にアクセス数の多いオンラインマーケットプレイスです。

同社は2023年にオンライン広告を積極的に出稿し、プロモーションを強化してきました。テレビ広告が最も効果な期間であるSuper Bowl中に広告を打つことで、更なる知名度向上に繋げるねらいと考えられます。

さらにPinduoduoがゲーミフィケーションを重要視しており、消費者を定期的にアプリにアクセスさせ、ミッションをクリアした消費者に割引を提供しています。

同社はTemuでも同様のマーケティング戦略を行い、アプリの知名度を拡大していくねらいです。

情報源:The Wall Street Journal "Super Bowl viewers are likely to once again see multiple ads from Temu as Chinese-founded retailers battle for Americans' wallets"(2023/11/28)

楽天グループのリテールメディア事業が好調

EC Weekly Picks 日本国旗

楽天グループの広告事業が好調です。特にリテールメディアの強みが奏功しています。

2023年度の事業売上収益は2,000億円の大台に迫っており、キー局の広告収入に匹敵する規模となっています。

同社の松村亮常務執行役員によると、物販系ECプラットフォームの広告費は19年~22年の年平均成長率で21.5%の伸びとなっており、このうち楽天市場のシェアは52%を占めています。

同社は4,000万以上のアクティブユーザー数と3.6兆以上の楽天ポイント発行から分析した消費者行動データを活用して、より効果的な広告出稿を可能にしています。

情報源:ネットショップ担当者フォーラム 「物販系EC最大のリテールメディア「楽天グループ」の広告が好調な理由は? 松村亮常務に聞く」(2023/11/28)

英Tesco 店舗のデジタルサイネージを約4.5倍に増加

EC Weekly Picks イギリス国旗

英大手スーパーTesco(テスコ)は店内のデジタルサイネージ数を2023年3月から約4.5倍の1,800に増加し、リテールメディア事業を強化しています。

同社は500店舗に設けたスクリーンに表示する広告を各店舗や時間、イベントに合わせて調整しており、子会社のDunnhumby(ダンハンビー)やポイントカードTesco Clubcard(テスコクラブカード)が保有する顧客データを活用しています。

競合のSainsbury's(セインズベリーズ)は広告代理店のNectar 360(ネクター360)やClear Channel(クリアチャンネル)と協業し、Tesco独自のチャンネル「Sainsbury's Live」を開設するなど、英大手スーパーのリテールメディア事業の競争が激化しています。

情報源:Retail Gazette "Tesco ramps up in-store advertising with screen roll-out"(2023/11/29)

アジア太平洋地域の消費者の約92%がサステナビリティを重要視していないブランドからの商品購入を控える

EC Weekly Picks アセアン国旗

Delta Global(デルタ・グローバル)の調査によると、アジア太平洋地域の消費者の約92%がサステナビリティを重要視していないブランドからの商品購入を控えています。また、最終的には27%の消費者が購入をやめています。

これまで、アジア太平洋地域の消費者はヨーロッパや米国の消費者と比べて、サステナビリティに関心が低いとされていましたが、今回の調査で消費者意識が変化していることが明らかになりました。

特にZ世代の消費者は、サステナビリティに取り組むブランドに対して最大28%多くの料金を支払っても構わないと回答しています。

情報源:Retail Asia "Around 9 in 10 APAC consumers to stop, reconsider buying from brands that do not prioritise sustainability"(2023/11/30)

Amazon 欧州での鉄道や海上輸送の利用を2022年から2023年の間で50%増加

EC Weekly Picks 欧州連合国旗

米Amazon(アマゾン)は2023年、欧州での鉄道や海上輸送の利用を前年から50%増加しました。

二酸化炭素排出量削減を目標に、100 以上の鉄道ルートと300以上の海路を通じて商品を輸送しています。

同社はこれまでスウェーデン、ドイツ、ポーランド間で海上輸送を採用しており、さらなる強化を目指しています。

2024年までに二酸化炭素の排出をゼロにすることを目指しており、2027年までに脱炭素化のための物流網に10億ユーロ(約1,580億2,800万円)を投資すると発表しています。

情報源:Ecommerce News Europe "Amazon shifts from European roads to trains and boats"(2023/12/05)

韓国Lotte 英Ocadoのフルフィルメントシステムを活用しセンターを開設

EC Weekly Picks 韓国旗

韓国Lotte Shopping(ロッテショッピング)が英ネットスーパーOcado(オカド)のフルフィルメントシステムを活用し、Busan(釜山)にフルフィルメントセンターを建設しました。同センターの配送車両は100%電力で賄われています。

韓国国内に6カ所のセンターを設立する予定で、Busanの次はSeoul(ソウル)に開設する予定です。

LotteはOcadoのシステムを活用して国内配送力の強化を進め、市場競争力を高めるねらいです。

情報源:Retail Technology Innovation Hub "Lotte Shopping breaks ground on first Ocado Group powered Customer Fulfilment Centre in Busan, South Korea"(2023/12/06)


POINT

今週の注目は「Amazon、欧州での鉄道や海上輸送の利用を2022年から2023年の間で50%増加」だよ!


trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

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