【MEO対策】Googleの検索エンジンプロジェクト「Magi」開発が進行中ほか 2023年4月Googleマップ・MEO最新情報まとめ
MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。
口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、2023年4月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
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※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
Google版Bing「magi」開発中
GoogleがAI機能を備えた新検索エンジン提供に向けたプロジェクト「Magi」を進行しているようです。
新検索エンジン「Magi」には大規模言語モデル「PaLM」を使用した対話型AIを搭載し、文章での検索や楽曲を検索、画像生成機能などの利用が可能になる予定です。
同プロジェクトはAndroidスマートフォンを開発するSamsungが自社端末でデフォルトに設定される検索エンジンを、Google検索からMicrosoft Bingに乗り換えようとしている動きに対してのものだとみられます。
GoogleはSamsung端末のデフォルトの検索エンジンになることで推定30億ドル(約3900億円)の収益を上げているため、乗り換えが実現すると、Googleは大きな痛手を負います。
「Magi」の一般公開は2023年5月を予定しており(※なお5月29日時点で公開されたとの情報はありません)、最初はアメリカ限定で、最大100万人のユーザーにのみ公開され、2023年末までには3000万人まで順次増加する見込みです。
<参照>Ledge.ai:GoogleがAI検索エンジン「Magi」開発を進行、Microsoft Bingへの乗り換え警戒か
ホテル情報をストーリー形式で表示、旅行関連の新機能リリース
Googleは、旅行計画を改善するための新しい検索機能の提供を始めました。
Googleトラベルのホテル検索機能では、宿泊施設を検索した際に「もっと見る」をタップすると、スワイプ可能なストーリー形式で情報を閲覧できるほか、施設の写真をタップすると、その施設の情報の保存やエリアの詳細表示、注目ポイントなどをまとめて閲覧できます。
アクティビティ検索では、検索画面やGoogleマップ上でアトラクション会社やツアー会社を見つけると、そのリストに直接販売価格および予約リンクが表示されるようになりました。
Googleフライトでは、過去の平均と比較して、現在の料金が高いか、標準的か、安いかを比較できるようになっています。 現在米国では、料金が下がった場合にはその差額をGoogle Payで返金する価格保証の実証を進めているとのことです。
<参照>トラベルボイス:グーグル、旅行計画に役立つ新機能を開始、宿泊施設の情報をストーリー形式で閲覧、航空券の過去の価格との比較も
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