【調査概要】

● 調査企画 : トランスコスモス株式会社
● 調査目的 : 消費者と企業のコミュニケーション実態把握
● 調査時期 : 2021年8月27日~28日
● 調査方法 : インターネットモニター調査
● 総設問数 : 58問
● 調査対象 : 直近6ヶ月間のうちに企業とコミュニケーション経験がある男女
● 有効回答 : 3,097件

 

主な調査結果

1. リアルとデジタルの使い分けが進行。企業は新チャネルの環境整備が急務

●消費者同士のコミュニケーションにおいては、世代を問わずデジタル化が進行している。
●一方、消費者と企業のコミュニケーションにおいては、4人に1人がメッセージアプリやチャットボットなどの新チャネルを利用しているが、依然として電話や店舗の利用も根強い。コロナ禍によるライフスタイル変化の影響もあり、リアルとデジタルの使い分けが進んでいる。
●消費者の半数近くは新チャネルの利用を望んでいるが、企業はそのニーズにまだまだ応えきれていない。

2. 問題解決に至るまでのカスタマージャーニーを踏まえ、顧客体験向上のためのデジタル施策の導入が必要

●消費者の97%はまずWeb検索を行い、79%は公式サイトの情報やFAQを駆使して自己解決をはかるが、自己解決できない場合は、不満を募らせながら対人チャネルに移行する。企業が消費者の自己解決を促すためには、カスタマージャーニー全体を改善することが求められ、自己解決率の向上は、対人チャネルの品質向上にもつながる。
●問題解決時の顧客体験における消費者の真のニーズは「ストレスフリーな体験」であり、多くの問題は「問題解決に至るプロセス」に潜んでいる。単にチャネルやコンテンツの拡充だけでなく、デジタル技術を駆使し、シームレスなチャネル誘導やデータ連携などの施策で問題解決行動のプロセス自体を改善していく必要がある。
●企業に直接届く不満の声は全体の51%に過ぎず、残りの多くはSNSなどにクチコミの形で拡散し、ほかの消費者の行動に影響を与える。ソーシャルリスニングを活用しSNS上の消費者の本音を拾い上げ、時にはアクティブサポートでSNS上の声に直接働きかけ、より幅広い消費者層に対して利用促進や問題解決を支援する必要がある。

レポートイメージ(全25P)

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