静岡県裾野市との連携協定 ~日本一市民目線の市役所を目指して~
※本記事は2023年7月13日にトランスコスモスSDGs委員会に掲載された記事を転載しています。 |
こんにちは。トランスコスモスSDGs委員会オープン社内報 新人記者のあーみーです。
2023年7月6日に、トランスコスモスと裾野市の間で「自治体DXの推進に関する包括連携協定」を締結しました。
静岡県裾野市と自治体DXの推進に関する包括連携協定を締結
~連携協定締結の背景~
本協定は静岡県東部における二つ目の連携協定となります。
この地域でも2030年問題ともいわれる生産年齢人口減少により、行政職員の確保も困難が予想されます。
今後、機能維持が難しくなる自治体経営をデジタルトランスフォーメーションパートナーとして支援を進めていきます。
広域連携でのデジタル田園都市国家構想の実現に向けて行政のデジタル化を進め、市民の利便性向上と職員の業務効率化の全体最適を実現することで、行政機関による住民サービスの向上による住民のWell-beingやQOL (Quality of Life)向上を目指し、地域の持続可能性を高めていくことを目的としています。
~連携の目的~
裾野市とトランスコスモスとの連携協定は、相互に密接な連携をはかり、人と企業に選ばれるまちを目指し、最高の行政サービスを提供するためにデジタルを活用した業務改革に取り組み、「日本一市民目線の市役所」の実現に資することを目的としています。
~連携して進める取り組み~
(1)デジタルを活用した情報収集・分析など市民満足度の向上に関すること
(2)デジタルを活用した市民サービスの向上に関すること
(3)デジタルツールの活用を基本とした自治体DXの推進に関すること
(4)業務改革や職員の生産性向上に関すること
(5) 国のデジタル施策等に関する情報収集に関すること
(6)日本一市民目線の市役所の実現のために必要な事項に関すること
《市長コメント》
裾野市では市長戦略のビジョンで「人と企業に選ばれるまち」をつくっていくために「日本一市民目線の市役所」を目指しており、「日本一市民目線の市役所」の実現のために重要なのはDX政策だと考えています。
そこで裾野市DX方針では「市民の時間を市民のために」を目指す市民満足度の向上と、「職員の時間は市民のために」を目指す職員の業務効率化という二本柱を設定し、DXによる市民満足度向上とDXによる業務効率化で行政サービスを改善することが「日本一市民目線の市役所」をつくっていくうえで大事だと考えています。
今回の連携協定で最も重要なのはVOC(Voice Of Customer)の知見だと思っています。私は常々「市民は顧客」であると言っています。「日本一市民目線の市役所」をつくっていくうえで住民満足度を向上させるために「顧客の声」をしっかりと政策に反映させなければなりません。
トランスコスモスには民間企業を対象にしたVOCの収集・分析に関する実績があるということで「顧客の声」をしっかりと政策に反映できることを期待して連携協定を締結しました。
出典:裾野市DX方針
裾野市では「日本一市民目線の市役所」の実現に向けて、市民目線の行政サービス向上と業務効率化を図るために市民満足度の取得を目指しています。市民の声を収集・分析する際にトランスコスモスが大手企業のコールセンター業務の受託で培ってきたVOC(Voice Of Customer)のノウハウを活用することで、こうした取組が加速されることを期待されています。
このほかにも、トランスコスモスが蓄積してきた知見を活用し、様々な領域で裾野市の市民満足度向上につながるDXの取組を推進していきます!
出典:裾野市DX方針