社内に郵便ポスト?トランスコスモス社内の意見・要望の収集箱『CMOボックス』ってなんだ?
2019年3月追記
トランスコスモスのいくつかの拠点に設置していた郵便ポスト型CMOボックスは廃止し、デジタル化してリニューアルしました。 |
こんにちは、trans+(トランスプラス)の亀井です。
今日はトランスコスモスの社内意見収集に関する取り組みについてご紹介します。
企業というものはある程度の規模にまで大きくなると、なかなか現場の意見や要望が経営層(マネジメント層)に届かず、組織運営に反映されてない、ということがよくあります。
これに対し、色々と社内で工夫して様々な施策を実行されている企業も多くあると思いますが、皆さんの会社ではいかがでしょうか?
「私は直接言える!」と言う人はよいと思いますが、なかなか経営層に対して物申すというのは、単純な意見でもなかなか言いづらいものです。
ある日私は、トランスコスモスでもそういった社内の意見が組織に反映されるような良い取り組みが何かあればいいのになぁ~。とぼんやりと思いながら歩いていました。
すると、社内にこんなものを発見してしまいました。
・・・なんだこれ?・・・ポスト?
ちょっと近づいてみました。
やっぱりポストでした。しかもちょっと可愛い形のポストです。
これは一体何なのでしょう・・・。
50年以上の歴史を持つこの会社には、やや似合わない雰囲気。 そしていきなりポツンと設置されている。
しかも謎の「Supreme」ステッカー。
あまりにも気になったので、近くにいた本部アシスタントの丸山に聞いてみました。
亀井
これって何なんですか?
丸山
CMOボックスです。
亀井
・・・え? 何ですか?
丸山
CMOボックスです。
亀井
CMOボックスですか?
丸山
はい、社内の様々な会社に対する意見を、スピーディに組織に取り入れるために、佐藤CMOの要望で今年の6月から設置されました。
そうこれが、トランスコスモス執務スペースに設置されたご意見収集箱!
その名も、
『CMOボックス』
だったのです。
ファッションの会社も経営している佐藤が設置したということで、「Supreme」ステッカーもなんとなく納得です。
亀井
それってどういう仕組みになっているんですか?
丸山
まずは、所定の書類に要望を記載していただいて、備え付けの封筒に入れて投函してください。書類と言ってもほぼフリーフォーマットで、匿名ももちろんOKです!
亀井
デジタル企業なのにここはあえてアナログなんですね。
丸山
投函された書類は、秘書の方を介して取締役上席常務執行役員 兼 CMOである佐藤さんの元に届きます。
亀井
途中の本部長や統括部長を経由せず、ダイレクトに届くんですね!
丸山
そしてその内容に対して、必ず佐藤CMOから返答が届くんです。
CMOボックス、現在の運用状況は…
そんな感じで突如社内に設置された「CMOボックス」。
アシスタントの丸山さんによると、6月中旬に設置してから今では毎日のように投函されていると。。。佐藤CMO大変(笑)
寄せられた意見の一例をお見せするとこんな感じ。
執務スペースにスタンディングデスクの設置
ウォーターサーバの設置
特別休暇がもっと欲しい
社内評価システムについて
喫煙時間について
などなど・・・。
この一つ一つの意見・要望に佐藤が直接各部門長に働きかけ、なかには本当に実現したものもあります。
投函された意見にはシンプルな要望から経営に関わる重たいものもありますが、 現場メンバーからの率直な意見の収集と、それに対して直接回答があるという、今では社内の新しい取り組みの1つになっています。
設置した佐藤からのコメント
会社に対する希望を書いて入れてくれれば、なるべく実現するように私が進めています!寄せられる意見には、もう駆け込み寺みたいな要望もあって。。。(笑) でも、設置したからには全てに真摯に応える。
勿論全ての要望が実現できるわけではありませんが、現場で感じている声が上層部に届くということ、そしてそれに対しての返答が必ずあるということ。従業員も部門も多く、大きな会社だからこそ垣根のない対話が必要なことだと思っています。
そもそも当社の中核事業であるコンタクトセンターは、消費者やお客様の声に耳を傾ける事ですからね(^^)
一風変わった弊社の意見収集のための取り組み。
今後も、社内コミュニケーションの1つとして継続していく予定です。
私も、そんなに気構えず、思った前向きな改善意見など投函してみようかな。