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3ヶ月でDAU125%アップ!インスタ快進撃の理由はStories? 企業も注目のInstagram広告の話

2016年8月にInstagramは24時間で投稿が消えてしまう「Instagram Stories」(インスタグラム ストーリーズ)を実装しました。

Snapchatを知っているユーザーにとっては、「え、スナチャのパクリ?」と思ったかもしれませんが、なんとこのサービスが大当たり。

同社は今年4月にStoriesのデイリーアクティブユーザー数(以下、DAU)が2億人を突破したと発表しており、これはSnapchatのDAU1億6600万人を上回る数値です。

ここではその成長と、この機能を活用した広告のお話をご紹介いたします。

目次[非表示]

  1. Instagram Storiesで急成長!四半期のDAU伸長率25%
  2. Instagram StoriesとSnapchatの明暗を分けた4つの機能
  3. 急増するユーザーと流行を逃さない企業たちのInstagramマーケティング
  4. 新しい広告フォーマットとしてのInstagramを活用しよう

Instagram Storiesで急成長!四半期のDAU伸長率25%

まずこのDAU2億人突破という数字がどれだけ大きいのかをお伝えします。


はい、このグラフから見て分かる通り、垂直と言っていいほどの右肩上がりの成長率です。
そして、サービス開始半年後の2017年2月には既にSnapchatのDAU数を超えました。飛ぶ鳥を落とす勢いです。

「Instagram Stories」が四半期で25%の成長率を見せた一方、Snapchatは2016年第2四半期は17.2%成長したものの、2017年第1四半期は5%ダウンとなってしまいました…。

この「Instagram Stories」の成功の秘訣は人々が使いたいものを明確に発明したためとRECODE社は報じています。

(URL:https://www.recode.net/2017/6/20/15836248/instagram-stories-250-million-users-snapchat

Instagram StoriesとSnapchatの明暗を分けた4つの機能

冒頭で述べたように“投稿が24時間以内に消えてしまう“という点ではサービスが類似しているこの2つ。

なぜここまで大きく差が開いてしまったのでしょうか?

Instagramの一人勝ちを後押ししたのは主に以下4つの機能です。

・いいね!やコメントなどの投稿へのリアクション
・友人のタグ付け
・ハッシュタグ付与機能
・Live Video配信とShare機能



Instagramはもともとオシャレな写真を共有して楽しむツールとして人気を得ていたところに、Stories機能が追加されたので、更に便利になり人気が加速しました。

このようなユーザー目線での改善は、他のソーシャルメディアにおいても多く見られます。

TwitterのPeriscopeでは、当初ライブビデオの再生可能な時間が24時間に限っていましたが、その後無期限に保存できるようになり、Facebook Liveのビデオも同様に、恒久的に保存・共有ができるようになりました。

これに対しSnapchatは、ユーザーが不便と思うところに対してのコンテンツ改善が特に少なかったので、大きなチャンスを逃してしまったと考えられます。

Instagramは、ユーザーの利便性と「楽しい」を重視し、この短期間で改善、発展し続けたからこそこの成功があったということですね

急増するユーザーと流行を逃さない企業たちのInstagramマーケティング

今まで述べてきた通り、Stories機能を利用するユーザーは増加傾向にあり、Instagram自体のDAUも右肩上がりで増え続けています。

ユーザーは日々オシャレな動画と画像の組み合わせを試行錯誤して、クリエイティブを発信しているのです。

対して企業側もこの波に乗り遅れまいと、広告のクリエイティブも縦型動画に対応したりと、今までの広告規定サイズとは異なるものにも関わらず、早速Stories広告をブランドの認知拡大施策に取り入れており、成功事例もInstagramの公式サイトで既に12社掲載されております。

以下画像は一部抜粋したものです。


この広告のために撮ったこだわりの動画から、手作りで親しみやすい印象のカジュアルな動画まで、様々な広告が出回っているのを最近私自身も目にするようになってきました。

新しい広告フォーマットとしてのInstagramを活用しよう

さて、私も代理店の一社員なので、結局行き着くところは広告を出稿する側の話になってしまいます。

広告主側は、より効果的により多くのユーザーにリーチできる広告枠を求めてメディアを選定しますが、配信される側のユーザーは広告の存在に対する目線がシビアで、最近日本のIT関連の記事でも「広告は邪魔?」「むしろ認識されてない?」などのネガティブな話題がよく取り上げられています。

その点でこのInstagramというプラットフォームに関しては特にユーザーの邪魔をしてはいけないと私個人は考えております。

“ ビジュアル(目で楽しむこと)”が重視されており、“FacebookやTwitterとは異なる人”とのつながりを生むInstagramだからこそ、広告もユーザーの目を楽しませてあげるようにしてみて下さい。

そのためには企業側も楽しむ心・遊び心を持ってクリエイティブを作成することが重要かと思われます。特に画面全体に表示されるStoriesの広告はインパクト大です。Instagramの仕様とユーザーを理解して上手に広告を活用していきましょう。

今もユーザーが使用できる投稿機能と広告の機能に若干ギャップがありますが、これは近いうちに改善され、更に広告主側をも楽しませてくれる機能が今後もものすごいスピードでリリースされてくると予測されます。

(FacebookとInstagramは他のアプリと比較してアップデートが多いと思いませんか?)

このスピード感も「楽しんで」と言いたいところですが、このアップデートのスピード感が結局クリエイティブ作成や広告運用が困難に感じてしまう方も中にはいらっしゃるかと思います。

もし広告出稿にお悩み、お困りの事があれば、私達が全力でサポートさせていただきますのでお問い合わせ下さい(さらっと営業しちゃいました)。

さあ、今までInstagram広告を出していなかった企業の皆様も、私たちと一緒にこの波に乗る勢いでトライしてみませんか?

trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

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