
【国内・海外EC業界ニュース】アマゾン、ピンドゥオドゥオへ店舗出店 Weekly Picks!11/20-11/26
トランスコスモス調査部が厳選する国内・海外EC業界ニュース
今週も国内外問わずEC市場の動きを、ダイジェストでお届けします。
世界30カ国・168の拠点があるトランスコスモスだからこそ伝えられる、
国内外EC業界の「今」が、5分でわかります。
今週のトピックはこちら。
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目次[非表示]
ベトナム、C2Cマーケットプレイス資金調達
情報源:Tech in Asia"Vietnam's Sendo banks $61m in series C funding"(2019/11/20)
ウォルマート、中国で500店舗開店
情報源:CNN"Walmart is doubling down on China with 500 new stores"(2019/11/21)
国内生鮮食品ネット通販の動き
情報源:クックパッドプレスリリース「生鮮食品EC「クックパッドマート」、保育園に第一号設置〜未就学児のいる共働き世帯における「買い物の不便」を解消〜」(2019/11/21)
情報源:日本経済新聞「セブンとアスクル、11月末で生鮮宅配サービスを終了」(2019/11/22)
ウォルマート、ジェット生鮮食品配送終了へ
情報源:CNBC"Walmart's Jet.com will no longer deliver fresh groceries"(2019/11/22)
物価のネット調査拡大

情報源:日本経済新聞「物価のネット調査拡大 21年からテレビなど」(2019/11/23)
アマゾン、ピンドゥオドゥオへ店舗出店

情報源:ロイター「アマゾン、中国の共同購入EC「ピンドゥオドゥオ」に店舗開設」(2019/11/25)
11月25日、アマゾンがブラックフライデーセールに備えて、中国の独立系共同購入サービス「ピンドゥオドゥオ」に出店したことが報道されました。一度ローカル市場を撤退し、越境販売のみ継続してきたアマゾンではありますが、物流面においてはアリババやJDといった大手に対抗することができず、シェアを拡大することに苦戦してきました。そのため自力ではなく、勢いのあるピンドゥオドゥオに出店することで中国での売上拡大を目指す戦略へシフトしました。ピンドゥオドゥオの月間アクティブ利用者数は4億2,690万人となっており、これはトップのアリババ(6億9,300万人)に次ぐ利用者数で、急成長企業として注目を集めています。これまでピンドゥオドゥオは農村地域をターゲットに、低価格商品販売で成長を遂げてきましたが、2019年に入り、都心部の富裕層の獲得に向けて積極的に高品質・高価格帯のインポート商品の取り扱いも始めています。同社にとっても、アマゾンの出店は調達コストをかけずにインポート商品の取り扱いを増やすことができ、今回の出店は双方の利害が一致したものとみられます。
~トランスコスモス調査部より~
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