
【国内・海外EC業界ニュース】楽天、独禁法違反か Weekly Picks!12/18-12/24
トランスコスモス調査部が厳選する国内・海外EC業界ニュース
今週も国内外問わずEC市場の動きを、ダイジェストでお届けします。
世界30カ国・168の拠点があるトランスコスモスだからこそ伝えられる、
国内外EC業界の「今」が、5分でわかります。
今週のトピックはこちら。
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目次[非表示]
テンセント、ライブセール機能本格スタートへ
情報源:Glo Tech Trends 「テンセントが騰訊看点直播(テンセントライブ)を活用しライブセールを本格強化!」(2019/12/19)
ターゲット、ホリデーシーズンのサービス強化
情報源:同社プレスリリース "Target Delivers for Last-Minute Holiday Shoppers - No Membership Required"(2019/12/16)
イーベイ、スニーカー販売の手数料廃止へ

テンセント、唯品会の出資比率を引き上げ

情報源:Technode "Tencent boosts its stake in discount retailer Vipshop to 9.6%"(2019/12/18)
楽天、独禁法違反か
情報源:朝日新聞 「楽天の「送料無料」、独禁法違反のおそれ 来春導入予定」(2019/12/19)
アマゾン、一年で35億個の荷物を配送

情報源:REUTERS "Amazon to deliver 3.5 billion packages through own network in 2019"(2019/12/20)
ラザダフィリピン、12-12で560万円売上
情報源:ABS-CBN NEWS "Lazada says biggest '12-12' shopping cart worth P2.6 million"(2019/12/20)
アマゾン、日本に納税へ

情報源:The SANKEI NEWS 「アマゾン、納税へ方針転換 法人税2年で300億円 売上高を日本法人に計上」(2019/12/22)
インドネシア、免税限度額を引き下げ
情報源:REUTERS "Indonesia to lower threshold for import taxes on e-commerce goods"(2019/12/23)
国内EC市場の競争が激しくなる中で、楽天の目玉施策である「一律送料無料」に、ついにストップがかかるかもしれません。来春よりサービス提供を開始することを計画している同サービスは、8月初旬の発表以降、出店事業者は交渉の余地なく決定事項として導入が求められました。特に、送料負担による利益圧迫の影響を受けやすい中小企業の不満が募るなかで、ついに公正取引委員会は、この施策が「優越的地位の乱用」に当たり、独禁法に触れる恐れがあると楽天に伝えたことが明らかとなりました。アマゾンの対抗策として打ち出す「一律送料無料」ですが、これにストップがかかると、送料無料で先行するアマゾンに対する競争力が弱まると考えられ、顧客離れに繋がる可能性が出てきます。楽天は、3月18日のサービス開始の変更の決行に向けて準備を進めているそうですが、現状の状況では難しいかもしれません。楽天の希望通りにサービスを開始できるかが注目されます。 |