EC Weekly Picks アイキャッチ

【EC業界ニュース】リライアンス・リテールが、フューチャー・グループの小売り事業を買収 Weekly Topics! 08/26-09/01

トランスコスモス調査部が厳選する国内・海外EC業界ニュース

今週も国内外問わずEC市場の動きを、ダイジェストでお届けします。

世界30カ国・168の拠点があるトランスコスモスだからこそ伝えられる、

国内外EC業界の「今」が、5分でわかります。


今週のトピックはこちら。

↓↓↓↓↓↓↓↓

目次[非表示]

  1. ピンドゥオドゥオ、決算発表。売上高は67%増
  2. アマゾン、トイザらスと提携
  3. ジョン・ルイス、クリスマスショップ開店
  4. イケア、原宿店専用のアプリ「イケア原宿アプリ」リリース
  5. ギャップ、決算発表
  6. アマゾンが初の大型スーパー「アマゾン・フレッシュ」をLAにオープン
  7. イーベイ・ジャパン、ECモールキューテンの2020年1~7月における実績や動向を発表
  8. アマゾン、1800台の電動商用バンを発注
  9. リライアンス・リテールが、フューチャー・グループの小売り事業を買収

ピンドゥオドゥオ、決算発表。売上高は67%増

EC Weekly Picks 中国旗

8月21日、中国EC大手ピンドゥオドゥオ(拼多多)が、2020年第2四半期の決算を発表しました。売上高は前年同期比67%増の122億元(約1,888億円)で、営業損益は16億元(248億円)となりました。新型コロナウイルス感染症の影響で、消費者の節約志向が強まり、価格代の安い商品を取りそろえる同社の利用が増加したとみられています。なお、過去12か月のアクティブバイヤーが昨年から41%増加し、6億8,320万人を突破しました。

情報源:同社プレスリリース"Pinduoduo Announces Second Quarter 2020 Unaudited Financial Results"(2020/08/21)

アマゾン、トイザらスと提携

EC Weekly Picks アメリカ国旗

8月21日、玩具大手トイザらス(Toys R Us)を運営するトゥルー・キッズ(Tru Kids)と、EC大手アマゾン(Amazon.com)が提携し、玩具のオンライン販売を開始しました。トイザらスが提携している体験型店舗を展開するB8taと3社で協力し、店舗やサイトで紹介されている商品がアマゾンで購入できます。なお昨年は、トイザらスは小売大手ターゲット(Target)と年末商戦に向けて、同様の提携を結んでいました。

情報源:Retail DIVE"Toys R Us online sales now supported by Amazon"(2020/08/21)

ジョン・ルイス、クリスマスショップ開店

EC Weekly Picks イギリス国旗

8月24日、イギリス百貨店大手ジョン・ルイス(John Lewis)が、クリスマスのオンラインショップを開店させました。クリスマスの121日前で、昨年よりも10日早い開店となりました。同社のグループ会社であるスーパー大手ウェイト・ローズ(Waitrose)では、7月8月のクリスマスの検索数が昨年の47%増となっています。なお、ジョン・ルイスの店舗にクリスマス商品を陳列するのは9月25日となっています。

情報源:The Guardian"John Lewis steals a march by opening Christmas shop early"(2020/08/24)

イケア、原宿店専用のアプリ「イケア原宿アプリ」リリース

EC Weekly Picks 日本国旗

8月25日、家具大手イケア・ジャパン(IKEA Japan)が、今年6月にオープンした原宿店専用のアプリ「イケア原宿アプリ」をリリースしました。同アプリを起動し、店舗内の家具商品にかざすと商品を自動判別、iPhoneの画面に、その商品の商品名が表示されます。商品名をタップすると、価格や色違いなどのバージョンなどの商品情報が簡単に確認でき、類似商品も閲覧できます。また、商品情報内にあるARアイコンをタップし、何もない平坦な場所にiPhoneを向けると、家具を配置したときのシミュレーションを見ることができます。またその商品を、そのままECサイトで購入することも可能です。

情報源:PRTIMES「IKEA原宿アプリのAR機能をつかって、インタラクティブなお買い物体験を楽しもう!」(2020/08/25)

ギャップ、決算発表

EC Weekly Picks アメリカ国旗

8月27日、米アパレル大手ギャップ(Gap)が2020年第2四半期の決算発表を行いました。売上高は、前年同期比18%減の32億7,500万ドル(約3,466億円)で、純利益は前年同期では1億6,800万ドル(約177億円)の黒字でしたが6200万ドル(約66億円)の赤字となりました。EC事業は95%増となりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け店舗は3月半ばから5月まで休業を余儀なくされ、店舗売り上げは半減しました。

情報源:同社IR"GAP INC. REPORTS SECOND QUARTER RESULTS"(2020/08/27)

アマゾンが初の大型スーパー「アマゾン・フレッシュ」をLAにオープン

EC Weekly Picks アメリカ国旗

8月27日、EC大手アマゾン(Amazon.com)がロサンゼルスのウッドランドヒルズ地域に初の大型スーパー「アマゾン・フレッシュ」を開店させました。同社は今後、イリノイ州のオークローン、シャンバーグ、ネイパービル、カリフォルニア州のアーバイン、ノースハリウッドにも同様のスーパーを開店予定であることも発表しています。今回開店した店舗は、当面の間地域住民へ送る電子メールに基づく招待制となっています。なお、同店舗では、アマゾンが7月に発表した、レジ不要のスマート買い物かご「アマゾン・ダッシュ・カート(Amazon Dash Cart)」が採用されています。

情報源:同社ブログ"Introducing the first Amazon Fresh grocery store"(2020/08/27)

イーベイ・ジャパン、ECモールキューテンの2020年1~7月における実績や動向を発表

EC Weekly Picks 日本国旗

8月28日、ECサイトキューテン(Qoo10)を運営するイーベイ・ジャパン(eBay Japan)が、2020年1~7月における実績や動向を発表しました。同社は、2010年のサイトオープン以降、順調に会員数を伸ばし、2020年7月には会員数が1,600万人を突破、構成比は女性が75%、20-40代が7割以上となっています。また、出店も増加し、前年を20%以上うわまわり、12,600店ものショップが販売をしています。

情報源:PRTIMES「Qoo10が2020年1-7月のトピックを公開!会員数が1,600万人を突破 "女性比率が75%!20~40代が7割以上"」(2020/08/28)

アマゾン、1800台の電動商用バンを発注

EC Weekly Picks 欧州連合国旗

8月28日、EC大手アマゾン(Amazon.com)が、メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)に1,800台を超える電気自動車をヨーロッパの配送車両用に発注することを発表しました。1,800台の内訳は、大型電動バン「eスプリンター」を1200台、中型電動バン「eヴィトー」を600台となっています。なお、メルセデスベンツは同日、パリ協定の目標を10年前倒しで達成することを目指し、2040年までにネット・ゼロカーボンを達成する誓約「クライメートプレッジ」に参加することを発表しており、この取り組みの最初の署名企業であるアマゾンと共に、2040年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロ化を目指します。

情報源:同社ブログ"Mercedes-Benz joins The Climate Pledge"(2020/08/28)

リライアンス・リテールが、フューチャー・グループの小売り事業を買収

EC Weekly Picks インド国旗

8月29日、インド小売最大手リライアンス・リテール(Reliance Retail)が、同じくインド小売大手フューチャー・グループ(Future Group)の小売と卸売部門、ロジスティック、倉庫保管部門を34億ドル(約3,597億円)で買収することを発表しました。フューチャー・グループは、運営していた総合スーパー(GMS)のビッグバザール、高級スーパーのフードホール、衣料品チェーンfbbなどの主要事業が売却します。なお、フューチャー・グループは、EC大手アマゾン(Amazon.in)と事業者のオンライン販売をサポートするために1月に提携したことを発表しています。

情報源:Reliance Retailプレスリリース"RELIANCE RETAIL TO ACQUIRE RETAIL & WHOLESALE BUSINESS AND THE LOGISTICS & WAREHOUSING BUSINESS OF THE FUTURE GROUP"(2020/08/29)


POINT
今週の注目は、リライアンス・リテールが、フューチャー・グループの小売り事業を買収したニュースだよ!


trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

関連記事:

trans+(トランスプラス)に掲載しているコンテンツや、サイト内で紹介したサービスに関することなど、どうぞお気軽にお問い合わせください。

フォローする:

この記事をシェアする:

人気記事ランキング