catch-img

【2022年EC業界ニュース】ファーフェッチ、ついに美容分野に参入 ほか

トランスコスモス調査部が厳選する国内・海外EC業界ニュース

今週も国内外問わずEC市場の動きを、ダイジェストでお届けします。

世界30カ国・168の拠点があるトランスコスモスだからこそ伝えられる、

国内外EC業界の「今」が、5分でわかります。

今週のトピックはこちら。

↓↓↓↓↓↓↓↓

目次[非表示]

  1. ZHD、傘下企業が合同でQコマースへの本格参入を表明
  2. コンビニもついにフードデリバリーに参入!ローソン調理済み商品の配送を開始
  3. 楽天のEC流通総額、2030年には10兆円に
  4. ファーフェッチ、ついに美容分野に参入
  5. 日本郵便、EC事業者やレンタルサービスへの返品・返送を容易に
  6. ゾゾ、2022年 3月期 第3四半期の決算を発表、ペイペイモールが新規顧客獲得に貢献
  7. ピンタレスト、家具やインテリアでのARショッピングも可能に

ZHD、傘下企業が合同でQコマースへの本格参入を表明

EC Weekly Picks 日本国旗

Zホールディングスは、傘下の「ヤフー」と「アスクル」、「出前館」の3社でQコマース(即日配送サービス)を本格展開することを表明しました。「Yahoo!マート by ASKUL」では、食料品や日用品など1,500種類以上の商品を取り扱い、最短15分で届けます。注文を受けたのち、出前館の配達員は都内の専用倉庫から商品を指定された配達先に自動車やバイクなどで届けます。同社では2021年7月より「PayPayダイレクト by ASKUL」」の実証実験を開始しており、計画を上回る速さで8店舗での展開を進め、10月から12月にわたる期間では月間注文数が10倍に増加、出前館における12月の店舗別売上ランキングの1位も獲得。このような背景から、消費者の「今すぐ欲しい」ニーズに対応するために本格展開を開始することとなりました。まずは都内23区エリアから開始し、年内にはほかの一部エリアへの拡大も計画しています。

情報源:同社PR  「Zホールディングスグループ、食料品や日用品のクイックコマースを本格展開」 (2022/01/26)

コンビニもついにフードデリバリーに参入!ローソン調理済み商品の配送を開始

EC Weekly Picks 日本国旗

コンビニ大手「ローソン」が、フードデリバリー市場に参入することが明らかになりました。同社では、これまでも「ウーバーイーツ(Uber Eats)」などのフードデリバリーサービスとの提携で、コンビニで取り扱う食品や日用品を販売してきましたが、今後は新たにローソンの店舗内で食品を調理し、届けるものとなります。8月末までに20ブランドを立ち上げ、2025年度には対象店舗を1,000店舗にまで拡大する計画です。まずは都内5店舗で実証実験を開始し、2023年2月には関東エリアで100店舗にまで拡大する予定です。なお、商品については注文が入り次第、コンビニ内で調理を行い店頭での販売は予定していません。すでに、実証実験が開始している店舗では「NY飯!チキンオーバーライス」を販売しており、あわせて飲料なども一緒に注文できるようにしています。1店舗あたり3-5ブランドを取り扱い、1日当たり3-5万円の売上を見込んでいます。

情報源:日本経済新聞 「ローソン、宅配向け店内調理に参入 ウーバーなど活用」 (2022/01/26)

楽天のEC流通総額、2030年には10兆円に

EC Weekly Picks 日本国旗

1月27日に、国内ネット通販大手「楽天市場」は出店事業者向けの講演会にて、2030年までに流通総額を現状の2倍となる10兆円まで増やす計画を発表しました。既存のポイントを軸とした楽天経済圏に加え、携帯電話事業などとの相乗効果を高めていきます。経済産業省によると、2020年の国内EC市場における物販の占める割合は8%で、市場規模は前年と比べ2割増と急成長を遂げています。三木谷氏は、物販のEC化率はいずれ2倍の20%にまで到達すると見込んでおり、楽天では、物販の販売を強化するにあたり、ライブコマースのプラットフォームを注力分野のひとつとして発表しました。

情報源:日本経済新 「楽天のEC流通総額、三木谷氏「2030年に10兆円に倍増」(2022/01/27)

ファーフェッチ、ついに美容分野に参入

EC Weekly Picks グローバル国旗

英ラグジュアリーECの「ファーフェッチ(Farfetch)」は、米美容小売「ヴァイオレット・グレー(Violet Grey)」を買収することにより、美容分野に参入する計画を発表しました。同社が美容分野への参入を試みるのは初めてではなく、6年ほど前にも計画していましたが、オペレーションの課題などから断念していました。今回、美容分野の取り扱いを始めることにより、ミレニアルやZ世代へのリーチ拡大や囲い込みを狙います。なお、買収先でのヴァイオレット・グレーは、2013年に創業しており、「シャネル(CHANEL)」や「ドゥ ラ メール(DE LA MER)」などの高級ブランド、メイクアップアーティストなどプロからの高評価を得た商品を厳選して取り扱っています。過去にアマゾンとも連携していました。年内には「ビューティー・オン・ファーフェッチ(Beauty on FARFETCH)」を立ち上げ、オンラインマーケットプレイス上で美容関連商品の取り扱いを開始する計画です。

情報源:Reuters"Online retailer Farfetch enters beauty sector with Violet Grey purchase" (2022/01/28)

日本郵便、EC事業者やレンタルサービスへの返品・返送を容易に

EC Weekly Picks 日本国旗

1月27日、日本郵便はECサイト利用者が簡単に荷物を発送することのできる『e発送サービス 宛先ご指定便』の提供開始を発表しました。指定のWebサイトに必要な情報を入力することで、二次元バーコードを使いコンビニや郵便局からEC事業者に商品を送ることのできるサービスです。このサービスは2017年より個人間向けに提供し始めた「e発送サービス」の仕組みを活用しています。EC事業者への発送にも対応したことにより、購入した商品の返品やレンタル商品の返送を容易にすることを狙います。2月3日より、ZOZOTOWNが導入し始め、その他ECサイトにも順次サービス拡大することを予定しています。

情報源:Cnet Japan「日本郵便、返品荷物などを簡単に発送できるサービスを開始...ZOZOが導入 」(2022/01/28)

ゾゾ、2022年 3月期 第3四半期の決算を発表、ペイペイモールが新規顧客獲得に貢献

EC Weekly Picks 日本国旗

1月28日、大手アパレルECの「ゾゾ(ZOZO)」が、2022年 3月期 第3四半期の決算発表説明会を開催しました。商品取扱高は前年同期比23.4%増の3,755億円、売上高は同14%増の1,237億円、営業利益は同15%増の387億円となりました。特に、関連会社であるペイペイモールへの出店が新規顧客獲得に貢献しており、同サイトでの商品取扱高は前年同期比95.7%増の315億円となりました。同店舗では、スマホ決済ペイペイ(PayPay)のポイント還元率がゾゾタウンよりも高いことが、売上拡大の後押しに貢献したとみられています。なお、同発表でゾゾは中国事業からの撤退も発表しました。2019年に越境ECという形式で中国市場に再参入をした同社ではありましたが、中国国内における日本ブランドの認知度が低いことで苦戦していました。同事業の整理に伴い、4~12月期決算で2億3,900万円の特別損失を計上しています。

情報源:同社IR資料株式会社ZOZO 2022年 3月期 第3四半期 決算説明会資料(2022/01/28)

ピンタレスト、家具やインテリアでのARショッピングも可能に

EC Weekly Picks アメリカ国旗

米大手SNSの「ピンタレスト(Pinterest)」は、AR(拡張現実)を使用したショッピングサービスの拡大を発表しました。同社は、2020年に化粧品のトライオンサービスの本格提供を開始しており、今回新たに家具を対象としています。アメリカの利用者は、iOSやAndroidアプリで、ARがサポートされているインテリア商品のピンから「トライ・イン・ユア・スペース(Try in your space)」を選択すると、カメラレンズを通じてバーチャルに商品を部屋の中で試し置きができるようになります。購入する際には、一度ピンに戻り販売者のECサイトで購入する形式を取ります。このような家具のAR設置体験はアマゾンやイケアなどが先行して提供している状況ではありますが、ピンタレストによると「トライオン」経由で商品を購入する確率は5倍となっており、またインテリアを含むホームデコレーションは、同社サイト内で検索される上位カテゴリーとなっています。そのため、後発ながらも同社のソーシャルコマースサービスを後押しするとして、インテリア向けのARの提供を始めたとみられています。

情報源:TechCrunch Japan「PinterestのARショッピング機能が家具やインテリアにも拡大 」(2022/02/01)


POINT
今週の注目は、「ファーフェッチのヴァイオレット・グレー買収」だよ!


trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

関連記事:

trans+(トランスプラス)に掲載しているコンテンツや、サイト内で紹介したサービスに関することなど、どうぞお気軽にお問い合わせください。

フォローする:

この記事をシェアする:

よくダウンロードされている資料

消費者と企業のコミュニケーション実態調査2021
DataRobotサービスのご紹介
在宅コンタクトセンターサービスのご紹介

人気記事ランキング