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【2022年EC業界ニュース】Amazon India、教育事業・フードデリバリー事業・卸売流通事業の撤退を発表 ほか

トランスコスモス調査部が厳選する国内・海外EC業界ニュース

今週も国内外問わずEC市場の動きを、ダイジェストでお届けします。

世界30カ国・168の拠点があるトランスコスモスだからこそ伝えられる、

国内外EC業界の「今」が、5分でわかります。

今週のトピックはこちら。

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目次[非表示]

  1. Nordstrom、2022年度第3四半期決算を発表・在庫管理を徹底
  2. ZOZO、顧客直送サービスを開始
  3. パルコ、実店舗とECサイトの共通IDをリリース デジタル戦略を一層強化
  4. Amazon India、教育事業・フードデリバリー事業・卸売流通事業の撤退を発表
  5. Pinduoduo、2022年度第3四半期決算を発表・ロックダウンにより売上高拡大
  6. 米感謝祭、在庫の拡大による大幅な値引きにより大盛況

Nordstrom、2022年度第3四半期決算を発表・在庫管理を徹底

EC Weekly Picks アメリカ国旗

11月22日、米Nordstrom(ノードストローム)が2022年度第3四半期決算を発表しました。売上高は前年同期比2.9%減の34億3,300万ドル(約4,800億円)で、GMV(流通総取引額)は同2.5%減でした。また、デジタルセールは売上の34%を占めますが、前年同期比16.4%減となりました。その要因にはインフレに加え、開催を第2四半期時期にずらしたNordstrom Anniversary Sale(ノードストロームアニバーサリーセール)、姉妹ブランドNordstrom Rack(ノードストロームラック)のフルフィルメントサービスの削減を挙げています。また、自社独自のサブスクスタイリングサービスTrunk Club (トランククラブ)の運営終了も減益に影響しています。同社はインフレ下でも在庫管理を徹底したことで、期末在庫の増加を0.6%に抑えることに成功しました。引き続き在庫管理の徹底により、消費者ニーズへの対応とサプライチェーンの発展を目指していきます。

情報源:Forbes.com "Nordstrom Reports Third Quarter 2022 Earnings"(2022/11/22)

ZOZO、顧客直送サービスを開始

EC Weekly Picks 日本国旗

11月24日、ZOZO(ゾゾ)がOMOプラットフォーム「ZOZOMO(ゾゾモ)」にて顧客直送サービスを開始しました。物流拠点ZOZOBASE(ゾゾベース)から消費者の自宅へ商品を直送します。これにより、店舗欠品による販売機会減少の防止や、在庫消化の支援が可能です。適正価格で在庫を消化できるだけでなく、売上の計上が決済をした店舗でできるため、店舗売上や販売員の個人成績にも貢献される予定です。

情報源:通販通信ECMO「実店舗の欠品商品を倉庫から直送、ZOZOMOが新サービス「顧客直送」開始」(2022/11/24)

パルコ、実店舗とECサイトの共通IDをリリース デジタル戦略を一層強化

EC Weekly Picks 日本国旗

11月15日、パルコは実店舗とECサイトのIDを一元化した会員Webサービス『PARCOメンバーズ』をリリースしました。共通ID一つで、PARCOポイント、公式アプリPOCKET PARCO(ポケットパルコ)、自社ECサイトONLINE PARCO(オンラインパルコ)にアクセス可能です。既存のPARCOポイントユーザーのアカウント情報は新サービスの認証基盤へ移行されるため、既存のIDとパスワードでECサイトでの買い物が可能です。 新サービスによってデジタル戦略を一層強化し、ロイヤルティの醸成によるLTV(生涯顧客価値)の向上を目指す予定です。

情報源:通販通信ECMO 「PARCO、ポイント会員とオンラインストア会員のIDを統合」(2022/11/25)

Amazon India、教育事業・フードデリバリー事業・卸売流通事業の撤退を発表

EC Weekly Picks インド国旗

11月後半に入り、Amazon India(アマゾンインディア)は、フードデリバリー事業「Amazon Food(アマゾンフード)」、高校生向けのオンライン学習プラットフォーム「Amazon Academy(アマゾンアカデミー)」、そして卸売事業「Amazon Distribution(アマゾンディストリビューション)」などのサービスを終了し、経済不況に伴う事業再編を進めることを発表しています。Amazon Foodは、2022年12月29日にサービス停止することが発表されています。同事業は2020年5月からBangalore(バンガロール)市で開始後、各市内にサービスを拡大していきました。なお、インドのフードデリバリー市場は今後3年間で200億ドル(約2兆7,800億円)の成長が見込まれると考えられており、上場企業のZomato(ゾマト)がけん引しています。また、卸売事業は、これまでインド伝統の零細商店Kiranas(キラナ)や地方薬局を対象にサービス提供してきた卸売ECサイトで、Bengaluru(バンガロール)市やMysore(マイソール)市で展開してきましたが、今後徐々にサービスを廃止する計画です。この度の事業再編同社に伴いインドでの事業縮小が進みますが、同社にとってインドは重要な市場であるため、今後の事業展開に注目が集まっています。

情報源:Techcrunch"Amazon to shut down food delivery business in India"(2022/11/26)

情報源:Techcrunch"Amazon shutting down wholesale distribution in third business exit in India"(2022/11/28)

Pinduoduo、2022年度第3四半期決算を発表・ロックダウンにより売上高拡大

EC Weekly Picks 中国旗

11月28日、中国大手EC事業者のPinduoduo (ピンドゥオドゥオ:拼多多)が2022年度第3四半期決算を発表しました。売上高は前年同期比65%増の49億9,000万ドル(約6,900億円)で市場予測を上回りました。コロナウイルス感染拡大対策として各都市でロックダウンが実施され、オンラインショッピングせざるを得なくなったことが要因だと考えられています。特に農産物や家電、美容製品などが好調でした。また、同社はサプライチェーンの効率化とデジタル化への投資を一層拡大させると述べています。なお、2022年9月に立ち上げた米国消費者向け格安ECサイトのTemu(テム)は、11月21日時点で米国内インストール数500万件を超えています。

情報源:Pinduoduo Holduings"PDD Announces Third Quarter 2022 Unaudited Financial Results"(2022/11/28)

米感謝祭、在庫の拡大による大幅な値引きにより大盛況

EC Weekly Picks アメリカ国旗

11月26日、米Adobe(アドビ)が11月25日開催に開催さいれたブラックフライデーの結果を発表しました。オンライン売上高は前年比2.3%増の91億2,000万ドル(約1兆2,700億円)でした。長引くインフレにより控えめな消費行動が予測されていましたが、事前予測伸び率の1%を上回りました。在庫の拡大による大幅な値引きが消費意欲を刺激したと考えられています。特に各小売事業者が衣料品などの在庫を過剰に抱え、過去最高水準の値引き率を記録しました。また、オンラン売上の48%はスマートフォン経由の注文が占め、オンラインで注文した商品を店舗の駐車場で受け取るサービス「Curbside pickup(カーブサイド・ピックアップ)」の需要も拡大しました。また、11月28日に開催されたサイバーマンデーのオンライン売上高は前年比5.8%増の113億ドル(約1兆5,700億)に達し、過去最高額を記録しました。Adpneの売上予測、112億ドル(約1兆5,600億円)を上回る結果です。NRF(全米小売業協会)の発表によると、11月24日の感謝祭からサイバーマンデーまでの5日間に買い物をした人は、実店舗とオンラインの合計で過去最高の1億9,670万人に及びました。おもちゃや電子機器の売上が好調で、全体購入額の70%をプレゼント向け商品が占めており、今回のセールで消費者がクリスマスプレゼントを早めに購入していたことが考えられています。

情報源:日本経済新聞「米商戦「ブラックフライデー」ネット通販、2%」(2022/11/28)

情報源:日本経済新聞「米サイバーマンデー売上高6%増 大幅値引きで需要喚起」(2022/11/30)


POINT
今週の注目は「Amazon India、教育事業・フードデリバリー事業・卸売流通事業の撤退を発表」だよ!


trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

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