One to Oneマーケティングを成功に導く「トランスコスモス C4Mパッケージ」とは?
皆さまは顧客と正しく向き合うことができているでしょうか?
One to Oneマーケティングを掲げつつも、一部のデータだけを分析・利用した部分最適になっていないでしょうか。果たして、サイトに来訪したユーザーに対して最適な顧客体験を提供できているでしょうか。
本記事では、Google Cloudを基盤としたOne to Oneマーケティングプラットフォームの構築・運用を支援するパッケージ「トランスコスモス C4Mパッケージ」について徹底解説していきます!
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目次[非表示]
One to Oneマーケティングを行う上で大切なこととは?
オウンド領域とペイド/アーンドの領域を統合してOne to Oneマーケティングを実施することの重要性は数年前から謳われ続けており、決して目新しいものではありません。しかし、実際にこれらの領域を統合してマーケティングをできている企業様はまだ少ないのが現状です。
オウンドとペイドで部門自体が別であったり、部門が一緒だったとしても担当は別になっていたり、また外注、アウトソースする場合もオウンドとペイドで別の会社に依頼する、という状態となっていることが多いのではないでしょうか。このように組織や人が分かれてしまうと、それぞれが別々の数値や目標を追ってしまいがちになり、ユーザーにとっていい施策ができているのか分からないといった状況になりやすくなってしまいます。
(本記事で扱う「オウンド」領域は、Webサイトやアプリ、メルマガ/SMSなどの自社のメディアやチャネル。「ペイド/アーンド」の領域は、広告やSNSとして定義しています。)
こうなってくると、誰も顧客と正しく向き合えていない状況に陥ります。そうすると、それぞれの領域の部分最適だけが進み、顧客の体験であったり、LTVを最大化させるための全体最適を進めることが困難となってしまいます。
その解決のためには、まず顧客のことを正しく理解している人、組織を作る必要があります。1人の顧客を理解するためのヒントは多様化してきていますが、それらのヒントを顧客軸で統合的にまとめて可視化し、顧客を正しく理解することが全体最適な施策を行うにあたって必要となります。
この課題を解決するソリューションの一つが、「トランスコスモス C4Mパッケージ」です。
トランスコスモス C4Mパッケージとは
トランスコスモス C4Mパッケージとは、さまざまなSaaSを組み合わせたOne to Oneマーケティングプラットフォームの構築、運用をワンストップで支援するサービスです。従来より提供しているサービスをパッケージ化し、集客戦略からCRM領域までのフルファネルサポート機能をより強化しました。
※C4M(シーフォーエム)とはCloud for Marketingの略称です。クラウドを利用し、さまざまなプラットフォームからのデータを組み合わせることで、マーケティング活動への活用を行うことを意味しています。
軸にするのはGoogleのプロダクトです。中央の BigQuery を中心とし、オウンド領域とペイド領域をシームレスにつなぎます。オウンド領域のOne to Oneマーケティングツールは、配信領域においては「Salesforce Marketing Cloud」、Webやアプリ上のOne to One施策はCXプラットフォームの「KARTE」の2つを軸としてソリューションを提供いたします。
これらのソリューションについて弊社にて導入支援と運用支援を行っていきます。導入支援では、トランスコスモスのストラテジスト/エンジニアがKGI/KPI、社内システムの状況にあわせ、顧客体験を最大化させるための戦略策定、システム要件定義を実施します。その後の実装作業、システムリリースまでプロジェクト管理も支援いたします。また、運用支援では、トランスコスモスのプランナー/オペレーターが、リリース後のシステムの保守や、PDCA運用(施策立案、実装、分析、改善など)の支援を行います。お客様企業の状況にあわせた最適な体制をご提案、ご提供することが可能です。
トランスコスモスC4Mパッケージで実現できること
それでは、トランスコスモスC4Mパッケージの導入によって、何ができるようになるのでしょうか?ここからは、C4Mパッケージ導入によって実現できることをご紹介します。
あらゆるデータの蓄積、統合、可視化
「トランスコスモス C4Mパッケージ」では、DWH/DMPとして BigQuery にマーケティングに関わるあらゆるデータを蓄積・統合し、それらのデータを Data Portal などのBIツールで可視化することで、各所が同じ視点で統合的に評価・分析・施策立案ができる基盤を整えることができます。
企業内の各組織・チームがあらゆるデータを統合・可視化して扱えるようになることで、複数の組織・チームの目線の高さを合わせて共通の視点でビジネス課題/マーケティング課題へアプローチすることができ、顧客コミュニケーション精度の向上、マーケティングコストの最適化が可能になります。
領域を横断した施策の実行
「トランスコスモス C4Mパッケージ」では、分断されがちなさまざまな領域を横断した施策の実現・PDCA運用が可能な基盤を整えることができます。
<トランスコスモスC4Mパッケージ全体像(簡略化)>
例)Webサイト/アプリ領域と広告領域を横断した施策の実現
広告側が保有する流入元の情報をWebサイトにリアルタイムで連携して、広告接触から流入後のWebサイト/アプリ内でのWeb接客に至るまでの一貫したOne to One施策を実現することができます。
例)Webサイト/アプリ領域と配信領域を横断した施策の実現
Webサイトやアプリ上のリアルタイムの行動をトリガーとしたメール・アプリPUSHの配信や、配信したメールのコンテンツにあわせたWebサイト上の接客・レコメンド実施などにより、Webサイト/アプリ領域と配信領域を横断したOne to One施策を実現することができます。
トランスコスモスC4Mパッケージで得られる成果
このように、導入することで顧客のLTV最大化が実現するトランスコスモスC4Mソリューション。導入によるメリットをまとめると、大きく以下の2つになります。
1. コストの最適化
あらゆる情報をユーザー軸で統合することで、コストをかけて追いかけるべきユーザーを見つけることができます。逆に追いかけないようにするユーザーを明確にすることで、無駄な手間やプロモーションコストを削減します。削減したコストは、追いかけるべきユーザーに対して再配分することで、さらに良い循環を作っていくことが可能になります。
2. 顧客体験の最適化
企業から伝えたい情報を、本当に必要としている顧客に高い精度で届けられるようになるため、顧客満足度向上に繋がります。逆に届けるべきでない相手にはむやみに情報を送らずに済むようになるので顧客に不快感やストレスを与えることを避けることができます。また領域を横断した施策を実施することでブランド価値向上のための重要な要素の一つである、一貫した顧客体験が提供できるようになります。
このように、さまざまな領域を横断して一貫した顧客体験を提供できるようになるため、企業のブランド価値向上につながります。トランスコスモスは「トランスコスモス C4Mパッケージ」によるOne to Oneマーケティング施策の効果を最大化、そしてお客様企業の顧客のLTV最大化に貢献していきます。
ご興味のある方はぜひご相談ください!
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