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シリーズ「SDGsの基礎を学ぼう」~私たちの仕事とSDGs~


こんにちは。トランスコスモス株式会社 DEC統括 兼 トランスコスモスSDGs委員会 編集員のナリタカです。本日は「SDGsの基礎を学ぼう」~私たちの仕事とSDGs~をお届けします。

突然ですが、SDGsに関して、このようなモヤモヤを感じたことはないでしょうか?

「会社でSDGsに取り組んでるみたいだけど、自分の仕事にどう関係があるのかわからない…」

私も最近まで同じように感じていました。確かに、スケールが大きすぎて日々の業務との繋がりを意識しにくいですよね。

ですが、結論を言うと、トランスコスモスで働いている私たちの仕事は、実はSDGsに「かなり」関わっています。今回は、その理由を解説し、冒頭のようなモヤモヤを解消できるような記事をお届けしたいと思います。

まず、私たち企業がSDGsに取り組む際には、大きく分けて2つのポイントがあります。

ポイント①「私たちは、SDGsにどう貢献していくか?」
ポイント②「私たちは、SDGsにどう貢献しているか?」

一見すると同じ文章ですが、意味は大きくちがいます。


ポイント①「私たちは、SDGsにどう貢献していくか?」

これは、私たちトランスコスモスが既にもっている資源(人・モノ・お金など)を使って、SDGsにどう貢献することができるのか?ということです。

具体的には、SDGsに貢献できる新しい事業を行ったり、既存のサービスをSDGsへの貢献性が高い方向へ修正する、といった考え方です。


ポイント②「私たちは、SDGsにどう貢献しているか?」

これはシンプルに、私たちが既に提供しているサービスが、SDGsにどう貢献しているのか、という考え方です。冒頭の「自分の仕事とSDGsの関りがわからない…」といったモヤモヤは、まさにこの部分にモヤがかかってよく見えていない状態です。そのモヤをはらすべく、このポイントを以下で詳しく見ていきます。

まず、私たちが提供するサービスは何か?ということを考えてみたいと思います。BPO、DM、EC、CC…と様々な部門で色んな事業を行っていますが、共通していることがあります。それは「BtoBのアウトソーシングサービス」ということです。

お客様企業のお困りごとを、私たちがプロとして代わりに解決している、ということです。トランスコスモスの提供するサービス以外にも、世の中には色んなBtoBのアウトソーシングサービスが存在しますが、「自分たちでもやれることをプロにお願いする」というのがアウトソーシングの仕組みです。


ではなぜ、自分たちでもやれることをプロにお願いするのでしょうか?

それは、その方が効率や品質が良く、また、企業の持続可能性を高めることに繋がるからです。例えば、休日のランチに本格的なスリランカカレーが食べたくなったとします。

この時に「スパイスを用意しなきゃ」「ココナッツミルクってどこで買えるんだっけ?」と買い物をしたり「スリランカカレー 作り方 本格的」と調べている間にもランチタイムは刻一刻と過ぎてしまいますし、料理に失敗するリスクもあります。

外食するかデリバリーを頼む、つまり、プロにお願いする方が、おいしいカレーにありつける可能性は圧倒的に高いでしょうし、実際に外食やデリバリーを使う人が多いでしょう。

こんな風に考えてみると、私たちの生活はアウトソーシングであふれています。


こういったアウトソーシングのおかげで、私たちの生活の質が保たれるだけでなく、子育てや掃除、健康管理、将来のための勉強、仕事など、自分にとって本当に時間を使いたいことに専念することができています。

これはつまり、世の中にあるプロの仕事が、私たちの持続可能性を高めている、ということになります。ビジネスの世界でも同じで、トランスコスモスがプロとしてお客様企業を助けることによって、お客様企業がコア業務に集中でき、その結果として、お客様企業の持続可能性を高めています。

それだけではありません。SDGsの中に以下のゴールがあります。

ゴール8「働きがいも経済成長も」
ゴール9「産業と技術革新の基盤を作ろう」

SDGsというと「環境や人権への配慮」というイメージがどうしても先行してしまいますが、ゴール8も9も、SDGsが目指す「持続可能な経済発展」を実現する上で、決して欠かすことのできないものです。

漢字が並んで難しそうですが、わかりやすくいうと「より働きやすく、より効率よく、より高い技術をもった安心安全な社会を、みんなに行き渡らせる」ということです。これは、トランスコスモスのコーポレートビジョンと大いに重なります。

私たちは業務の効率化やクオリティを高めること、自社やお客様企業のデジタル化を推進していくことで、サービスの価値を日々向上しています。これがそのまま、SDGsのゴール8,ゴール9の達成への貢献に繋がっていきます。


冒頭のポイント②に戻ります。

「私たちは、SDGsにどう貢献しているか?」

この答えは、トランスコスモスの各部門ごとに違ってきます。

ですが、「BtoBのアウトソーシングサービス」という大きなくくりで考えると、私たちは日々の業務を通じて

・お客様企業の持続可能性を高めている
・SDGsのゴール8、ゴール9の達成に貢献している

ということは間違いありません。関りがわからないどころか、ドンピシャで貢献しています。

トランスコスモス社内では「私たちの業務のこんな所をこんな風に変えたら、こんな成果が出ました」という事例の共有が盛んに行われていますが、これはとても素晴らしい文化だと思います。

そこに例えばSDGsのゴール8、ゴール9のロゴがついて、SDGsへも貢献している事例として共有されたり、みんながSDGsへの貢献を実感しながら働けると、もっと素晴らしいトランスコスモスの新しい文化になりそうです。

私もその一助になれるよう、少しでもSDGsをわかりやすく伝えることができるように頑張ります。


trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

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