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TCFD提言後のトランスコスモスの対応・取り組みの紹介をします!


こんにちは。トランスコスモスSDGs委員会 オープン社内報 編集者のよっしーです。今回のSDGsオープンラボのテーマは「TCFD情報開示」について。その内容を報告します。


現在、東証プライム企業は、気候変動に関する情報開示が必須となっています。

少しさかのぼると、世界で2006年に、「PRI(責任投資家原則)」が提唱され、ESG投資についての注目が高まりました。これが投資家の指標となって、2015年、日本においてGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRIへ署名したことで、実質的に日本のESG投資がスタートしました。

気候変動関連では、国によって2050年、2060年など達成年の違いがあるもののカーボンニュートラルを目指すことが世界中でのコンセンサスとなっています。こういった世の中の流れがあり、気候変動への対応と情報開示が必須となっています。

トランスコスモスもTCFDに基づき情報開示をする予定です。(2023年3月 情報開示済み)

  気候変動 トランスコスモス トランスコスモスの気候変動のご紹介です。 https://www.trans-cosmos.co.jp/company/sustainability/environment/climateChange.html


TCFDの情報開示は以下の4テーマです。

①   ガバナンス
②   戦略
③   リスク管理
④   指標と目標

では、トランスコスモスの具体的なTCFD情報開示内容をご紹介します。

まずは、「①ガバナンス」と「③リスク管理」です。トランスコスモスでは、2020年にSDGs委員会を設置し、下の図のような体制を整え、リスク管理を行っています。


トランスコスモス 気候変動ガバナンス/リスク管理体制


「②戦略」ではリスク・機会の特定を行いました。

IEA(国際エネルギー機関)など国際的機関が出しているシナリオから、2℃未満(1.5℃含む)および4℃それぞれぞれの気温上昇時の世界観を定義し、起こりえるリスクと、機会を特定します。

例えば、2℃シナリオのリスクでは簡単に言うと「対応しないリスク」が大変大きいということが分かりました。

また、機会としては「脱炭素社会にどう企業としてサービスを提供していけるか」がキーとなります。脱炭素へ貢献する事業をお客様とともに社会へ提供していく、ということですね。


トランスコスモスの2℃(1.5℃含む)シナリオ


トランスコスモスは「⑤指標と目標」で2030年までに2021年度比46%減、2050年までにCO2排出量「実質ゼロ」を設定しています。
 
この目標をはじめ、今回のTCFD情報開示を通して認識した課題に取り組み、トランスコスモスとしてのESG経営をすすめていきます。

脱炭素社会に向け、一緒に考えていきましょう!


trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

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