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【MEO対策】無印良品 成長のカギは「食品×地域密着」! 17万件の口コミからブランド戦略の効果を分析

口コミラボを運営する株式会社movでは、口コミサイトを “もっと” 売上に変える『口コミコム 』の分析機能を用いてレポートを作成しています。

今回は無印良品の国内外623店舗を抽出し、各店舗に寄せられた口コミ約17万件を分析しました。

このレポートから、

・無印良品の口コミ数は、2018年以降増加傾向にあり、口コミ分析のチャンスがあること
・店舗種別軸の分析で差が出たキーワードは「地域」で、無印良品の戦略である “土着化” の効果が口コミに表れていたこと
・全体の改善余地が「レジ」「対応」「店員」等のキーワードからうかがえたこと

がわかりました。

記事で紹介しているもの以外にも情報をまとめた詳細なレポートは以下のボタンよりダウンロードできます。

無料でご覧いただけますので、自店舗のGoogleビジネスプロフィール運用・口コミ対策・インバウンド対策に、是非ご活用ください!




目次[非表示]

  1. 今回の調査対象
  2. 口コミ投稿数の推移を見てみると
  3. “口コミ投稿件数” と “評価の平均” を見てみると
  4. 旗艦店の口コミで多用されるワードを分析してみると
  5. 各店舗を共通キーワードで比較してみると

今回の調査対象


本レポートでは、無印良品の国内外623店舗を抽出し、各店舗に寄せられた口コミ(総数175,441件)を店舗種別( 旗艦店 / 一般店 )を軸に分析しました。

口コミ投稿数の推移を見てみると


無印良品全店舗の新規口コミ投稿件数は、2018年に急増しました。

2020年はコロナ禍の影響でやや減少したものの、2021年には口コミ数が過去最高の43,194件となりました。2023年の口コミ数がどうなるか注目です。

“口コミ投稿件数” と “評価の平均” を見てみると


各店舗の “口コミ投稿件数”“評価の平均” を散布図で表しました。

店舗種別で特徴が表れ、全体的に旗艦店の方が評価が高い傾向にあることがわかりました。

旗艦店の口コミで多用されるワードを分析してみると

口コミコム の独自AIでは、口コミ内の特定の「キーワード」が利用された文脈(ポジティブ / ネガティブ)を判定します。さらに、口コミから顧客満足度(QSCAスコア)を算出します。口コミを可視化することで、自店舗の強み / 弱みや競合との差別化ポイントの把握に繋がります。

今回は、このAI解析を用いて【旗艦店】のQSCA・ポジ / ネガキーワードを確認し、QSCAは全スコアで高い結果となりました。



生鮮、冷凍、テイクアウト等の食品が「豊富」、地元「野菜」、家族も含め気軽に来店できるMUJI「カフェ」が高評価でした。理念に掲げる “くらしの基本と普遍”“地域への土着化” が口コミからうかがえます。

一方で、「セルフレジ」利用の際のサポートをはじめ「店員」の接客レベルをより高めてほしい、「フロア」ごとの商品の会計が手間、といった改善の声が寄せられました。

レポートでは、「一般店」についても同様に分析しています。ダウンロードして是非ご覧ください。

各店舗を共通キーワードで比較してみると

口コミコム を利用すると、自店舗や競合店舗に寄せられた口コミを「キーワード」で横断的に分析できます。口コミから自店舗の強み / 弱みを知ることで、競合との差別化ポイントや店舗運営の改善点のヒントが見えてきます。



木材を使用した店内の「雰囲気」に関する口コミからは、会社として掲げている “感じ良い暮らしと社会” という理念が消費者に伝わっていることがうかがえます。

旗艦店の口コミには、「地域」への土着化を掲げる無印良品の戦略が表れています。
両店の課題として、「レジ」での決済のしやすさ、「店員」の接客「対応」などの会計時の体験、などがありそうです。

レポートでは、「地域」「カフェ」に関するキーワードについても分析しています。是非ダウンロードして、ご覧ください。



trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。
 

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