経済産業省「社会課題解決型の意識調査」で1つ星を獲得しました!
※本記事は2024年3月18日にトランスコスモスSDGs委員会に掲載された記事を転載しています。 |
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経済産業省「社会課題解決型の企業活動に関する意識調査」の「政策リードによる規制デザイン」で1つ星を獲得
皆さん、こんにちは!トランスコスモス SDGs委員会 オープン社内報編集委員の菅です。
トランスコスモスは社会課題の解決(ソーシャルインパクト)を推進し、事業成長を促進するための新しい経営戦略としてルール形成に注力することで、新市場の創出を目指しています。
そのような中、経済産業省による「社会課題解決型の企業活動に関する意識調査」の2023年度フィードバックレポートにおいて「政策リードによる規制デザイン」で有識者基準達成率60%以上となる1つ星を獲得しました!
また、トランスコスモスグループは、いじめ相談の主流が電話からSNSに移行している現状に着目し「一般社団法人 全国SNSカウンセリング協議会」を設立しました。
当協議会ではコンタクトセンターでの経験を活かし、SNS関連事業者、電話相談事業者、カウンセラー、研究機関、教員などと連携し、相談員のスキル向上研修やノウハウの共有などのルール形成に取り組んでいます。このような取り組みが評価され、今回の評価へつながったと思っています。
経済産業省「社会課題解決型の企業活動に関する意識調査」について
経済産業省では市場を創り、ビジネスを通じて社会課題を解決するために企業が持つべき能力を「市場形成力」と定義し、企業において事業戦略の中にルール形成戦略が組み込まれ、その戦略によって国際標準化活動を含む一連のルール形成活動を通じて市場を創出、ビジネスにつなげる考え方と行動の定着を目指しています。
企業がルール形成を実行できる組織能力を備える取組を可視化するものとして、「市場形成力指標Ver.2.0」を策定し、企業のルール形成を活用した新しい市場の創出にかかる現状を把握することを目的として、国内1万社を対象に社会課題解決型の企業活動に関する意識調査を実施しています。
今回の調査では、求められる水準を算出するために有識者5名により、その平均値を「有識者基準」として設定しています。有識者はイノベーションや技術の社会実装、起業家教育等を専門とされる学識経験者3名(有識者A、B、C)、金融機関から2名(有識者D、E)で構成されています。
トランスコスモスのルール形成への取り組み
トランスコスモスは、従業員、お客様企業、社会のWell-beingを最大化し、持続可能な社会を実現することを目指し、市場のルール形成を含めた事業活動を行っています。
一例として、いじめ相談の主流が電話からSNSに移行したことを受け、関係各社と「全国SNSカウンセリング協議会」を設立しました。この協議会では、SNS相談のスキル標準の確立やカウンセラーの養成講座の運営などに取り組んでいます。
トランスコスモスは社会課題の解決によりソーシャルインパクトを拡大し、社会全体のWell-beingを高めることをパーパスとしており、皆様とのパートナーシップを築くために活動しています。
今後も、事業活動を通じて社会課題の解決を推進し、ルール形成による事業成長を新たな経営戦略の一つとして掲げ、新たな市場を創出していきます!
関連ページ
ルール形成型 市場創出の実践に向けて「市場形成ガイダンス」
https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun-kijun/katsuyo/shijyokeisei/pdf/20220322-4.pdf
一般社団法人 全国SNSカウンセリング協議会
プレスリリース:トランスコスモス、経済産業省「社会課題解決型の企業活動に関する意識調査」の「政策リードによる規制デザイン」で一つ星のフィードバックを獲得