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【MEO対策】“悪質口コミ放置”訴訟 グーグル側は争う姿勢 / Yahoo!検索、飲食店の検索結果でAIがクチコミを要約した説明文を提供開始 ほか 2024年7月Googleマップ・MEO最新情報まとめ

MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、2024年7月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

記事で紹介しているもの以外にも情報をまとめた詳細なレポートは以下のボタンよりダウンロードできます。

無料でご覧いただけますので、自店舗のGoogleビジネスプロフィール運用・口コミ対策・インバウンド対策に、是非ご活用ください!


※記事の内容は2024年7月31日時点のものです
​​​​​​​※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。




目次[非表示]

  1. グーグルマップ“悪質口コミ放置”訴訟 グーグル側は争う姿勢
  2. Googleで疑わしいレビューを検出する消費者アラート機能
  3. Google、連続スクロールを廃止へ
  4. Yahoo!検索、飲食店の検索結果でAIがクチコミを要約した説明文を提供開始

グーグルマップ“悪質口コミ放置”訴訟 グーグル側は争う姿勢


各社報道によると、Googleマップ上で悪質な口コミが放置された結果、営業利益を侵害されているとして全国の医師らがGoogleに対して損害賠償を求めた裁判が7月17日に開かれました。

訴訟を起こしたのは経営する医療機関がGoogleマップに掲載された東京や神奈川、愛知、大阪、福岡など全国各地の医師や歯科医師、医療法人です。

誹謗・中傷や侮辱の口コミを投稿された一方で、診察内容には守秘義務があり、口コミに返信することも難しくGoogleに削除を求めても応じてもらえなかったといいます。また、勝手に『閉業』にされるなどの営業妨害を受けている医療機関もあるとのことです。

原告は営業権を侵害されたと主張し、アメリカのGoogle本社におよそ145万円の損害賠償を求め、東京地裁に4月18日に集団提訴。7月17日に裁判が開かれ、原告側の主張にGoogle側は争う姿勢を示しました。

<参照>テレ東BIZ:グーグルマップ悪質口コミ放置訴訟 グーグル争う姿勢示す

Googleで疑わしいレビューを検出する消費者アラート機能


Googleビジネスプロフィールに消費者アラート機能が追加されました。この機能は、Googleでローカルリスティングを閲覧しているユーザーに、違反の可能性やスパムの停止に関する通知がバナー表示されるものです。

マップユーザー投稿コンテンツポリシーヘルプの「消費者アラート」の項目によると、ビジネスに関する疑わしいレビュー行為を検出した場合や、ビジネスがポリシーに違反した場合にバナーが表示され、Googleビジネスプロフィールのいくつかの項目が制限される可能性があるようです。

制限される可能性がある項目は以下の通りです。

バナー:不審な口コミが削除されたことを知らせるバナーがビジネスのページに表示されます。
口コミ投稿の制限:一定期間、その場所に関する口コミや評価を投稿できなくなります。
口コミの非表示:一定期間、そのビジネスへの口コミが非表示になります。

<参照>マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ:消費者アラート

Google、連続スクロールを廃止へ


検索マーケティングに関する情報発信サイトSearch Engine Landによると、Googleは6月25日にデスクトップ版のGoogle検索結果における連続スクロールを廃止しました。モバイル検索においても、数ヶ月以内に廃止予定です。

次のページへ移動するリンクをタップしなくても、スクロールすると4ページ分まで自動的に表示する連続スクロール機能は2021年10月にモバイル検索で初めて提供を開始し、2022年12月にはデスクトップ版の検索で提供を始めました。

Googleは今回の変更について、ユーザーが明示的に要求していない結果を自動的に読み込むのではなく、より多くの検索でより速く検索結果を提供するためだと説明しています。

また、より多くの結果を自動的に読み込むことで、検索の満足度が大幅に向上したわけではないとも述べています。

<参照>Search Engine Land:Google dropping continuous scroll in search results

Yahoo!検索、飲食店の検索結果でAIがクチコミを要約した説明文を提供開始


LINEヤフー株式会社は7月17日、「Yahoo!検索」において、飲食店名の検索結果に飲食店のクチコミを生成AIが要約した説明文の提供を開始しました。

これまでの機能では、店舗の説明文が表示されるのは、各飲食店などによって公式に説明文が登録されている一部の飲食店のみでした。

新機能では一定の条件を満たした飲食店を対象に、生成AIがクチコミから飲食店の雰囲気やメニューなどのおすすめポイントを抽出し、説明文を作成します。これにより、新たに80,000店舗以上の飲食店で説明文が表示されるようになります。

<参照>LINEヤフー プレスリリース:Yahoo!検索、80,000店舗以上の飲食店の検索結果で生成AIがクチコミを要約した説明文を提供開始




レポートでは他にも、

・Googleビジネスプロフィールなど、Google提供ツールの最新情報
・その他地図アプリ・口コミサイトの最新情報
・Googleビジネスプロフィール 気になるギモンに回答!

など、充実の情報をご紹介しています!

Googleビジネスプロフィール・MEO・口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください!



trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。
 

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