
成長を続ける未開拓の優良市場を攻略せよ! Microsoft広告の機能を“ハック”し、検索依存からの脱却を実現した成功事例
現代のデジタルマーケティングにおいて、ユーザーの検索行動が複雑化し、AIによる回答や対話を通じた意思決定が浸透する中、従来の広告運用では成果を最大化することが難しくなっています。
こうした環境下においてシェアを拡大し、いま押さえておくべき次世代プラットフォームとして注目されているのがMicrosoft広告です。
本記事では、Microsoft広告を展開する日本マイクロソフト株式会社と、Microsoft広告パートナープログラムの最高位「エリート」クラスを保持するトランスコスモス株式会社が共催したセミナーの模様をレポートします。
目次[非表示]
ビジネスの意思決定を動かす、次世代の広告アプローチとは
最初のセッションでは、日本マイクロソフト株式会社 Microsoft広告事業本部の河野 兵太氏が登壇し、Microsoft広告におけるAI実装の現状と、本プラットフォームが持つ独自性に迫りました。

日本マイクロソフト株式会社
Microsoft 広告事業本部 アカウントディレクター
河野 兵太 氏
河野氏は、BingやEdgeなどビジネスシーンで日々利用される検索エンジンやブラウザに紐づく、独自のオーディエンスインテリジェンスの重要性を強調。
特に、ビジネスの意思決定層や高い世帯収入層など、いわゆる「決裁者」に直結するユーザーへのリーチに関する知見は、多くの参加者の関心を惹きつけました。
あわせて、Microsoft広告が独自に蓄積したシグナルデータを活用し、検索からコンバージョンに至るユーザー行動をAIが解析・自動最適化する仕組みについても紹介されました。
AIがもたらす検索のパラダイムシフト。併存する「3つの検索体験」への適応戦略
続いて同事業本部 上林 慎介氏のセッションでは、What's Next(今後 何が起きるか)をテーマに掲げ、昨今の検索エンジンやWebの世界全体でどのような環境変化が起きているのかというマクロな動向を解説。
Web上の検索行動には「3つ」の体験が併存しており、そのどれもが成長を続けているという現状が提示されました。
このような環境変化に対して、マイクロソフト社が今後どのような新しいソリューションを展開し、企業はどのように対応していく必要があるのか?という未来の方向性も示されました。

日本マイクロソフト株式会社
Microsoft 広告事業本部 カスタマーソリューションマネージャー
上林 慎介氏
続いて、この新たな局面において、2022年の国内提供開始当初からMicrosoft広告の特性を研究し、運用の最適化を追求してきたトランスコスモスの取り組みとその成果について、広告プランナー3名が登壇したセッションをレポートします。
「社名検索依存」からの脱却と配信ボリュームの課題
最初にトランスコスモス デジタルエージェンシー事業本部 黒澤 翔が登壇し、媒体のAI仕様に適したマルチチャネルへの構造転換が、配信規模を拡大する鍵であると提起しました。
現状の課題を解決し、検討層から潜在層まで幅広くアプローチするべく、トランスコスモスが取り組む独自のステップも明らかにしました。

トランスコスモス株式会社
CX事業統括 デジタルエージェンシー事業本部 MP第二統括部 MP1部
広告プランナー
黒澤 翔
Microsoft広告 AIを自走させるためのシグナル供給設計
次に、同事業本部 湯口 里帆が、Microsoft広告 P-MAXを活用して獲得ボリュームを最大化する施策の要点を整理しました。
P-MAX運用のポイントは、AIの学習プロセスをいかに効率化するかという点にあり、限られたデータ量の中で学習を安定させるためには、検討プロセス全域で発生する行動データを網羅的に蓄積しなければならないと解説。
P-MAXが効率的に学習対象ユーザーを特定できる環境の構築など、シグナルの質を高める運用手法を深掘りして紹介しました。実際の運用例として、2025年対比でインプレッション約900%アップ、コンバージョン約300%アップを達成した成果が示されました 。

トランスコスモス株式会社
CX事業統括 デジタルエージェンシー事業本部 MP第二統括部 MP2部
広告プランナー
湯口 里帆
ダイナミック広告の活用とアカウントの進化
同事業本部 松下 遥夏は、ダイナミック広告の導入から運用拡大に至るまでの独自の設計手法について、導入時のハードルとなりがちな媒体仕様の制約も配信設計の工夫でクリアでき、柔軟な配信を実現するアプローチとなり得ると説明。通常の検索広告(サーチ)と比較して、CPCおよびCPAをそれぞれ約60%に抑え、獲得効率を高めた低単価配信の実績を紹介しました。
さらに、配信開始後は機械学習に任せきりにするのではなく、ユーザーの検討度合いや商材の特性に合わせてアカウント構造を段階的に進化させていくことの重要性を唱え、機械学習を単なるツールとして利用するのではなく、アカウントを「育成」していくというトランスコスモス独自の運用メソッドを共有しました。

トランスコスモス株式会社
CX事業統括 デジタルエージェンシー事業本部 MP第二統括部 MP2部
広告プランナー
松下 遥夏
トークセッション:クライアントからよくいただくお悩み
後半のトークセッションでは以下の4つのトピックを取り上げ、参加者の関心を集めました。
1. 検索広告以外への配信拡大(投資)に踏み切れない
2. スマホ全盛の時代に、PC面中心のMicrosoft広告で成果は出るのか?
3. 他媒体のユーザーを獲得できているのに、追加でMicrosoft広告をやるべき理由は?
4. 少額の予算しか用意できないが、それでも獲得は見込めるのか?

参加者の声から見えたリアルな反響

まとめ
Microsoft広告において配信ボリュームを拡大させるためには、媒体特性を理解した上で、機械学習が最適に働く環境を構造的に作り上げることが不可欠です。
また、「シグナル供給の最適化」と「段階的なアカウント進化」というアプローチは、獲得効率を維持しながらリーチを広げるための重要な視点となります。
検索広告の運用で得た知見を活かしつつ、Microsoft広告ならではのAI特性を戦略的に取り入れることが、今後のデジタルマーケティング施策において非常に有効な選択肢となるかもしれません。
なお、日本マイクロソフトが共同でセミナーを開催するのは、本セミナーが初の試みです。Microsoft広告の国内提供開始当初から連携を続けてきた経緯もあり、この度の共催にいたりました。
トランスコスモスは今後も、Microsoft広告との連携をさらに深め、お客様のビジネス課題解決に貢献してまいります。これからの両社の取り組みに、どうぞご期待ください。
・昨今の検索広告プラットフォームの環境変化を見据え、Microsoft広告への直接配信を検討している
・少額予算からでも始められるMicrosoft広告の導入ステップを知りたい
・自社のアカウントでもさらに配信規模を拡大できるかを知りたい
・社名検索への依存から脱却する具体的なアカウント設計を知りたい
といった興味関心、疑問をお持ちの方は、 こちらからお気軽にお問い合わせください。










