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【新社会人に届け!】新卒入社で10年トランスコスモスに勤めたら、どんな考えになるのか?【先輩社員対談】

もうすぐ4月。初々しい新入社員が期待と不安でドキドキしながら、社会人としての第一歩を踏み出す時期。

それが数年たつと、自分のキャリアアップや夢の実現のために転職をしたほうがいいのか、今の会社でもう少し頑張ってみたほうがいいのか、迷いが出始めるかもしれません。

一方で、今の時代に転職を経験せず新卒入社した会社に長く勤めている人間は、むしろ貴重な存在であるとも言えるでしょう。

今回は、2009年にトランスコスモスに新卒入社し、早10年。同期でもある社員二人を招き、ひとつの会社に長く勤めているからこそ経験できたこと、新社会人のみなさんに伝えたいことを聞いてきました!


【インタビュイープロフィール】


河西 優希

2009年、新卒でトランスコスモスに入社。 現在は、インターネットプロモーションサービス本部で取り扱う各種広告メディアとの折衝や販売戦略の立案を担当するメディア推進部メディア推進課にて課長をしている。 





吉田 由美子
2009年、新卒でトランスコスモスに入社。現在はインターネットプロモーション領域の広報担当としてプレスリリースやイベント開催、取材対応など社内外への情報発信を行う。 


【インタビュアープロフィール】





高松 明美
2013年、服飾雑貨の専門商社に新卒で入社。表方の営業と裏方の生産管理を両方経験したからこそ、これからの時代はデジタルマーケティングの知識も必要だ!と思い、2017年、中途でトランスコスモスに入社。現在はマーケティング本部にて、トランスコスモス独自のチャットボットサービス『DECAds』のプリセールスの傍ら、trans+の記事執筆もしている。 


目次[非表示]

  1. 入社理由は、最初に内定をもらって縁を感じたから
  2. トランスコスモスの魅力は「自ら環境を作れる」ところ
  3. 目指す未来像は「替えがきかないスペシャリスト」
  4. 新卒入社組の話を聞いて中途入社組が思うこと

入社理由は、最初に内定をもらって縁を感じたから

――――まずは、お二人の簡単な自己紹介をお願いします。

  河西

私は2009年に東京採用でトランスコスモスに入社しました。広告がやりたくて広告代理店に入ったのですが、ちょうどリーマンショックのあおりを受けて、配属されたのはコンタクトセンターでした。そこでインバウンドやアウトバウンドコールを1年ほど経験したあと、デジタルマーケティングの部署へ異動しました。1年くらいメディアリレーションチームにて新しいメディア情報を仕入れて営業に渡す窓口業務をしていました。

ですが、自分で数字を稼ぐような仕事がしたいと思い始め、広告プランナーに異動希望を出したんです。広告プランナーとして2、3年経験を積んだのち、自分のチームをもってマネジメントも担当するようになりました。今から1年半くらい前にメディア推進課が立ち上がることになって、現在はそこで課長を務めています。

  吉田

私は2009年に大阪採用でトランスコスモスに入社しました。同じくリーマンショックのあおりを受けて、行きたかったデジタルマーケティングの部署には行けず、BPOサービスの部署に配属されました。データエントリーの部署でオペレーター/リーダー業務を1年ほど勤務したのちに、その部署の沖縄センターの立ち上げメンバーとなり、そのまま1年半ほど沖縄で働いていました。

そのあと2011年に東京本社への転勤の話をいただき、デジタルマーケティングの部署へと異動になりました。当時はまだ黎明期だったスマートフォン向け広告の拡販を担当し、それから結婚・出産・育児休暇を経て、復職後1年ほどしてから今の広報という仕事に携わるようになりました。 私は新卒入社で転職経験はないんですが、この10年間で色々な仕事をしてきたので、社内で転職した感じですね(笑)


――――10年前、トランスコスモスに入社を決めた理由は何ですか?

  河西

私は大学で広告論のゼミに入っていたこともあり、就職活動では広告代理店を目指していました。ゼミで出会った「広告」という存在が、広告主が気付いていない自社の商品/サービスの強みや個性にフォーカスを当て、それを世の中の人に正しいコミュニケーションと適切なシーンでお伝えできるものだと知ったんです。その頃の私は頭が良かった訳でも、足が速かった訳でも、イケメンでモテていた訳でもなく、 どこかに劣等感のようなものを感じながら生きていました。でも、そんな完全人間ではない自分だからこそ輝ける業界なのではないか、と思ったことがきっかけです。

そして就活をしていく中で、ネット専業代理店だと他にもう一社選考が進んでいた企業もありましたが、トランスコスモスが先に内定を出してくれたのが大きかったですかね。あとは、大きい会社のほうがチームで動けて、一人では考えられないこともみんなとなら思いつくと思ったから。人がたくさんいる会社のほうが、いいアイデアが出てきたり、お客様企業に対していい提案ができたりするのかなと。

  吉田

私はもともと広告が好きというのもあって、就職活動では広告代理店のみを志願していました。
当時、トランスコスモスのことは名前すらも知らなかったのですが…たまたま就職活動中に参加した企業合同説明会で「あ、広告代理事業もやってるんだ」と知って興味を持ちました。他に選考が進んでいた企業もあった中、なぜトランスコスモスに決めたのか…何でしょう。就活で最初に面接を受けた企業だったし、最初に内定をもらった企業だったからですかね(笑)河西さんみたいに情熱的な理由じゃなくてすみません…。

▲内定を一番早く出してくれる企業は評価が高い?の質問に「そうですね!」と笑顔で答える吉田

トランスコスモスの魅力は「自ら環境を作れる」ところ

――――ズバリ!トランスコスモスの良いと思うところは?

  河西

1つめは、真摯に礼節を重んじて仕事に向き合っている人には、困ったときに必ず誰かが手を差し伸べてくれる環境であるところですね。所属部門が違っても、お互いに助け合う精神がある、不思議な会社なんです。

2つめは、基本的に正しい意見や上申は受け入れてもらえるところ。何かを変えたい!と思ったら、自らその環境を作りやすい風土だと思います。

  吉田

「自ら環境を作れる」という点はまさにその通りだと思います。私もこれまでに転勤だったり企画立案だったり、たくさんのチャレンジをさせてもらいました。それは決して“ワガママを聞き入れてくれる”という感じではなく、“やりたいと思っていることに寄り添ってくれる”という感じに近いですね。もちろん迷惑をかけた部分もあるのですが、それでもあたたかくサポートしてもらえる環境は成長にもつながりましたし、本当にありがたかったです。

あとは女性が働きやすい会社だな、と思います。産休・育休の取りやすさはもちろんのこと、復職後も時短勤務や在宅勤務などライフスタイルに合わせた働き方を選択できるので、会社には働くママさんがたくさんいます。なので、若手社員も、将来の自分の姿を見越して働けるんですよね。女性が働きやすい会社だからなのか、トランスコスモスには元気な女性が多い気がします!


――――10年間トランスコスモスで働いてきて、印象に残っているエピソードはありますか?

  河西

せっかく同期の吉田さんと対談しているので、同期のエピソードを話しますね。

当時、吉田さんの広報チームにはメンバーが二人しかいなくて。そんな中、吉田さんはこんな広報活動をしていきたい!というビジョンがあったみたいで、こういうリソースがあればこういうことも可能になるんだというプレゼン資料を作って、上長に上申していたんです。それを知って、吉田さんはおとなしそうに見えるのに、胸に熱い想いを持っているんだなぁと思いました。そんな姿に刺激を受けて、私も去年11月に、本部の課題と解決案をまとめて、来期はこういう風に改善してきたいと本部長に上申しました。自部門を超えて本部をこうしたいと伝えるのは勇気が必要でしたね。でも、同期の頑張りを身近で感じたからこそ、自分も行動を起こしたら少しは未来を変えられるかもしれないと思って、行動に繋げることができました

  吉田

私が上長に上申したそのエピソードなんですけど、実は当時、インターネットプロモーションサービス本部で働いている社員が忙しさのあまりなんだか元気がなかったんですね。積極的な広報活動は社員のモチベーション向上に大きく貢献できるという自信があったので色々とやっていきたかったんですけど、そのためには人的リソースが足りないと気付いてプレゼンに至りました。おそらく若手時代の私だったらただ単に「人をください!」って体当たりしていたと思うんですね。でも、10年勤めたからこそ、会社の事情や人の動かし方もわかるようになった部分があって、何を実現するために何人必要で、増員した結果として組織にどう貢献できるのかをきちんと説明できたんだと思います。


――――とても聞きにくい質問ですが、ぶっちゃけ「転職したい!」と思ったことはありましたか?


  河西

転職したいと思ったことはありましたね(笑) でも、今振り返ると、慢心になりそうなタイミングで、いつも新しいチャレンジを会社が与えてくれていました。今の自分自身より少し努力をしなければ対応できない領域の案件や、チームをマネジメントする機会、新しい組織の立ち上げなどですね。

あとは、所属が変わってもたまに会って、飲んだ時に少しでも成長した姿を見せたい元上司や、この領域はこの人にかなわないなと尊敬できる人が社内にいたことが大きいです。

  吉田

私も正直、何度かありました。好奇心旺盛なところがあるので、ほかの業界や業種も知ってみたかったんですよね。でも先述したように社内でもさまざまな業務を経験することができますし、それに長く働くことで時代に応じて会社の多様な側面を見ることができるので、広報という仕事柄もありますが、今ではトランスコスモスのことがすごく好きになりました。


――――では、仕事をするうえで心掛けていることは何ですか?

  吉田

私は、今やっていることが何の目的のためにやっているのか?という軸がブレないように、いつも意識しています。どうしても、「これやって」と頼まれて一生懸命頑張っているうちに、その目的やゴールを見失ってしまうこともあるじゃないですか。そこを明確にしておくことで、仕事をするにあたっての自分の軸がピシッとする気がするんですよね。そうすることで、一緒に働く人にもビジョンが共有できるのかなと。

  河西

私は昔から「相手の立場に立って物事を考える」ことを心掛けています。マネジメントにおいては、自分が正しいと思うことを相手に押し付けるのではなく、「私はこう思うけど、あなたはそれについてどう思うの?もっと良いアイデアはある?」と相手の意見も聞いて、みんなが合意したうえで仕事を進めるようにしていますね。昔はそういうマネジメントができていなかったのが反省点ですし、10年たって学んだことでもあります。

▲「相手の立場で物事を考えることが大切」と語る河西

目指す未来像は「替えがきかないスペシャリスト」

――――トランスコスモスにいて10年、これから目指している未来像を教えてください。

  吉田

目指しているのはスペシャリストなのかジェネラリストなのかと聞かれたら、私は迷わずスペシャリストになりたいと答えます。「これと言えば吉田さん」というような存在になって、みなさんをサポートしていきたいですね。

  河西

私もちょっと似ているんですけど、替えがきかない人になりたいと考えています。ビジネスにおいて絶対替えはきくと思いますが、「河西さんじゃないとダメだよね」と言われるような人になりたいですね。それと、自分を変え続けたいとも思っています。肉体に贅肉はついても、精神に贅肉をつけたくない。肉体の贅肉は落とせても、精神についた贅肉はなかなか落とせないからです。これ、イチロー選手の言葉なんですけどね(笑)


――――最後に、これから新社会人になるみなさんにメッセージをお願いします!

  河西

まずは、真摯に礼節を重んじて仕事に向き合うことが大前提ですね。所属した組織に飲み込まれるのではなく、逆に「その環境を利用しちゃう!」くらいの気持ちで仕事に取り組めると良いと思います。人生においてとても長い時間向き合っていく仕事にはやりがいを持って取り組んでほしいですし、仕事に対して一生懸命になれたら、人生そのものも本気で臨めるんじゃないでしょうか

 吉田

社会人になるって、ものすごく大きな変化だと思うんですよね。その変化に心が付いていかなくて、つらいなと感じることもこれからたくさんあると思います。そういう時は、ちょっと客観視してみるというか、自分自身について俯瞰して見てほしいなと思います。「仕事をする」ということに色んな選択肢がある今、どうすることが自分の本望なのか、ふと見直してみると答えが出てくるのかなと思います。

あとは同期の力って本当に大きいので、大切にしてほしいですね。河西さん、いつもありがとうございます(笑)

▲同期ならではの息ぴったりな二人で、あっという間にトーク終了の時間に​​​​​​​

新卒入社組の話を聞いて中途入社組が思うこと

 高松

中途でトランスコスモスに入社した私から見ても、トランスコスモスの最大の魅力は「“人”がいい」というところだと思います。社員数が多いからこそ、何か困ったときにその道のプロが必ず社内で見つかるというのがトランスコスモスならではのメリットです。そして、面識がなくいきなり質問しに行っても、みんなが助けてくれるところも、トランスコスモスの“人”の良さが出ていると感じます。

最近は、新卒だけでなく中途でも月に一回、同じタイミングで入社する方を対象に”同期会”を実施して社内ネットワークを広げているそうです。まだ一部の部署での取り組みですが、中途でも同期がいることは心強いですね。


4月から新しいスタートを切る新社会人のみなさん。自分が選んだ会社で存分に楽しんで仕事ができるように祈っています! 

高松 明美
高松 明美
日・中・英を喋るグローバル・エバンジェリストを目指していたのに、気づいたらtrans+編集部のライターに!?元広告プランナー。 プライベートは飼い猫を溺愛。Instagram「#こっぺ」でネコスタグラム更新中!

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