沖縄本部のSDGs関連取組~ResorTech Okinawaへの出展を中心に~
※本記事は8月20日にトランスコスモスSDGs委員会に掲載された記事を転載しています。 |
みなさん、こんにちは!「トランスコスモスSDGs委員会オープン社内報」副編集長のタキザワです。今回は沖縄本部のSDGs関連取組についてオンラインで取材をさせていただきました。
【プロフィール】
DEC統括 デジタルカスタマーコミュニケーション総括 玉城 武洋 DEC統括 デジタルカスタマーコミュニケーション総括 玉城 勇仁 DEC統括 デジタルカスタマーコミュニケーション総括 |
沖縄におけるトランスコスモスの歴史・地域発展への貢献について
タキザワ
はじめに、沖縄におけるトランスコスモスの歴史・地域発展への貢献について教えてください。
玉城(武)
トランスコスモスCRM沖縄として、1999年6月14日に設立しておりますので約22年の歴史があります。立ち上げ当初は15名からスタートしていますが、現在では、4500名規模まで拡大しております。創立当初から、地元に根差した企業を目指していて、各地域やイベントの清掃、ハイビスカスの植樹やビーチクリーンといったボランティア活動に積極的に取り組んでまいりました。コロナ禍において、マスクが全国的に不足していた時期には、沖縄県に3万枚のマスクを寄贈させていただきました。
また、首里城が火災で焼失してしまった際には、再建支援のための募金を社内で募りまして、およそ540万円を沖縄県に寄付させていただきました。さらに、SDGsの普及啓発に積極的に取り組むべく、2020年3月に「おきなわSDGsパートナー」に登録いたしました。
<トランスコスモス、沖縄県に首里城再建支援のための寄付を実施>
<「おきなわSDGsパートナー」について>
高橋
従業員の子供向けに職場見学会を実施したり、Ryukyufrogsという学習機会を提供する団体に対して協賛や発表の場所として社の設備を提供したりしています。また、プロ卓球チームの琉球アスティーダにスポンサーとして参画しております。
<Ryukyufrogs / 琉球frogs>
<琉球アスティーダ>
タキザワ
「おきなわSDGsパートナー」に登録しようとしてきっかけなどがあれば教えてください。
高橋
社内の会議などを通じて、SDGsの重要性などについて認識し始めたタイミングで沖縄県が、SDGsの普及啓発の取組に意欲的な企業を「おきなわSDGsパートナー」として公募することを知り、説明会に参加させていただき、必要書類を揃え、登録させていただきました。
ResorTech Okinawaについて
タキザワ
昨年からスタートしたResorTechという展示会に参加されたと伺っているのですが、どのような展示会なのか教えていただけますでしょうか。
玉城(武)
ResorTech OkinawaはITテクノロジーの導入等により、全産業の発展とSDGsにおいて提起された社会課題の解決を目指すとともに沖縄IT産業のブランド化及び市場形成を図ることを目的とした展示会です。ResorTechとは「リゾート(Resort)」と「テクノロジー(Technology)」をかけ合わせた造語で、リゾート地沖縄を支える観光、宿泊、飲食、小売、交通、医療、福祉、製造、農林水産業など、あらゆる産業とテクノロジーが結び付き、働く人々、暮らす人々、訪れる人々の誰もが心地よく過ごすことができる持続可能な社会を目指しています。
プレ開催を含め、展示会は今まで2回開催されており、当社は2回とも参加をしております。ブース出展を通じて、Amazon Connect(アマゾン コネクト)、ContacTrack(コンタクトラック)、transpeech(トランスピーチ) 、KANAMETO(カナメト)などの当社関連のサービスを紹介させていただきました。
<トランスコスモス、「ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市」に協賛および出展(2020年2月)>
<トランスコスモス、「ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市」に協賛および出展(2020年10月)>
ワダユウ
私も東京から、2020年2月に開催されたプレ開催に参加させていただきましたが、さきほど、名刺の交換数を調べたところ、220枚越えでした。県内におけるトランスコスモスの認知度の向上という意味においても、非常に有意義な機会だったと思います。
タキザワ
トランスコスモスがResorTechに参加するようになったきっかけについて教えてください。
高橋
普段からお付き合いがある沖縄県の担当者の方から、お話をいただいたことがきっかけです。沖縄県内において、概ね2万人が、IT関係に従事されている中で、4500人の従業員を抱えるトランスコスモスは県内でリーディングカンパニーとして認識いただけていることから、お話をいただくことができました。県内の各産業がDX化を進める上で、何かしら当社がお役に立てることもあるのではないかと、賛同させていただきまして、参画させていただいた次第です。
ResorTech Okinawaがもたらした変化
タキザワ
ResorTechの出展を通じて生まれた変化などがあれば教えてください。
高橋
コロナ禍において、沖縄の観光業界も多大なる影響を受けました。そうした中、ResorTechで構築された繋がりを契機に、旅行会社さんだったり、那覇空港国際線ターミナル内で勤務する方々を当社のコールセンターで受け入れさせていただきました。沖縄の地域社会への貢献という意味でお役に立つことができたと思います。
玉城(武)
県内での認知度の向上、県内各企業との繋がりなどの深化などを通じて、従業員としてますます誇りをもって働けるようになった気がしております。2021年11月に開催される今年のResorTech EXPO 2021 in Okinawaにも当社は参加予定です。今年のテーマは、「DXがつくる、おきなわの明日」ということで、県内のIT企業のリーディングカンパニーと自負する当社が貢献できる部分も多いかと思いますので、しっかりと当社のサービスをお伝えしていきたいと思います。