「トランスコスモス人権方針」を制定しました!
※本記事は2023年8月29日にトランスコスモスSDGs委員会に掲載された記事を転載しています。 |
皆さまこんにちは。トランスコスモス SDGs 委員会 オープン社内報編集委員のよっしーです。
トランスコスモスでは、7月1日に「トランスコスモス人権方針」を制定しました。
「トランスコスモス人権方針」を制定
トランスコスモスではサステナビリティ基本方針に基づき、社会全体のWell-beingを増やすことをパーパスとし、みなさまのSXパートナーとなるべく活動をしています。
~「ビジネスと人権」について~
人権とは、「人間が人間らしく尊厳をもって幸せに生きる権利で、全ての人が生まれながらに持つ権利」です。
近年、経済活動のグローバル化の進展に伴い企業活動が、地球環境や生活に及ぼす影響はより一層拡大しています。
その中で、企業は、ステークホルダー(消費者、労働者、顧客、取引先、地域社会、株主などの利害関係者)から、環境・気候変動問題や人権尊重などに真剣に取り組むことが求められています。
1990年代以降、先進国のグローバル企業が途上国で事業展開するにあたり、強制労働や児童労働、環境破壊などが数多く報告されるようになりました。
こうした流れを受け、1998年に「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」が採択され、その後企業と人権に関するフレームワークの整備が進み、2011年に重要な国際的枠組みの一つである「国連ビジネスと人権に関する指導原則」が承認されました。
同指導原則では、各国に対し「ビジネスと人権に関する国別行動計画(NAP)」の策定が奨励されており、日本でも2020年に「ビジネスと人権」に関する行動計画(2020-2025)が公表されています。
私たち企業は、基本的な諸原則にのっとり、社会的責任を認識し、人権を尊重することが求められています。
出典:法務省 企業における人権研修~企業の人権研修担当の方々へ~
~トランスコスモスの取り組み~
トランスコスモスは事業の原点として「people & technology」 を掲げており 、私たちの事業にとって「人」はかけがえのない存在です。トランスコスモスではDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)や健康経営の取り組みを推進しています。
人権・労働慣行 トランスコスモス
またジェンダー平等やLGBTQ、障がい者雇用、クロスカルチャーなど、多様なバックグラウンドをもった社員ひとりひとりがいきいきと、最大限の力を発揮できる職場環境と仕組みづくりに取り組んでいます。
東京都産業労働局 就労支援施策担当者が「障がい者雇用の現場」を視察されました!
全社員を対象にコンプライアンスに関する教育を行っており、その中で人権尊重・差別禁止やハラスメント禁止、職場の安全衛生や適正な労働管理に関する教育を実施しています。
コンプライアンス トランスコスモス
今回、トランスコスモスではさらなる取り組みを推進し、お取引先とのエンゲージメントを高め、Well-being社会の実現を目指すため、「トランスコスモス人権方針」を策定いたしました。
政府のガイドラインに従い、「人権への影響評価」や「教育・研修」等の取り組みを進めていきます。