トランスコスモスは仕事も子育ても頑張るパパを応援しています!
※本記事は2024年9月17日にトランスコスモスSDGs委員会に掲載された記事を転載しています。 |
みなさまこんにちは、今回はトランスコスモスの重要な経営戦略の一つとして推進している『ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)』の取り組みを紹介いたします。
DE&I推進では、5つの重点取り組み領域で施策を遂行しています。
1. ジェンダー平等
2. 障がい者
3. LGBTQ
4. Well-being(持続可能な働き方)
5. クロスカルチャー(異文化理解)
この中から、ジェンダー平等に関連したトランスコスモスの「男性の育休取得促進」に関する取り組みについてご紹介します。
なぜ「男性の育休取得」を促進しているの?
性別に関わらず仕事と子育てを両立し、誰もが活躍できる会社にするため、取り組みを推進しています。
当社の女性活躍推進のベースには「ジェンダー平等」の考えがあります。
女性の育休取得率は100%であるのに対し、男性は12.5%(2019年度)となっており、この数字から「育児=女性」といった性別役割がうかがえます。女性だけが育休によってキャリア分断の影響を受けている状況では、平等な状態とはいえません。
男性が日常的に子育てできる状態にすることは、性別に関わらず働き方を見直すきっかけになります。そこで女性も男性も共に仕事と子育てを両立し、誰もが活躍し続けられる職場環境にするため、男性の育休取得を推進しているのです。
トランスコスモスの「男性の育休取得状況」について
2023年度正社員の男性育休取得率は「91.8%」と、取り組みを開始した2021年度の「55.4%」から36.4ポイント伸長している状況です。取得者も130人を超えています。
※男性の育休取得率は育児休業等と配偶者出産・育児目的の特別休暇の取得者を対象としています
トランスコスモス 男女別育休取得者・取得者率推移
取り組みをはじめた頃は、世間的に今ほど「男性の育休取得」に対する注目度が高くなく、社内での理解もまだこれからという状況でした。そんな中、部門横断の連携体制を組み、試行錯誤しながら進めてきました。
トランスコスモスは事業ごとに働き方や文化が異なるため、それぞれの組織にあわせて取り組んでいます。
例えば、出社の多い部門ではオフィスのデジタルサイネージに男性の育休取得促進ポスターを映して訴求したり、他部門では育休を取得をしなかった社員へのヒアリングから課題分析をしたり。
全社共通の取組としては、ちょうど育児・介護休業法の改正に伴い個別の育休周知と意向確認が義務化されたことも、推進の後押しになったと思います。その他にも、管理職向けに仕事と子育ての両立支援研修を実施したり、育休を取得した男性社員をロールモデルとしてイントラネットで毎月紹介したりといったこともしています。
ちなみに、本記事のバナーに登場した「トラパパ」は推進メンバーでアイデアを出しあい、デザインチームで当社ロゴマークを元に制作したオリジナルキャラクターです。なかなかのイケメンで、当社の育休促進をバックアップしてくれています。
実際に育休を取得された方の事例をご紹介
前述の通り、トランスコスモスではイントラネットにロールモデルを紹介するコーナーを設けています。
「あしあとパパ」と題して、毎月一人ずつ紹介しています。そこには、それぞれの家庭や仕事の状況に合わせた多様な “仕事と子育てを頑張るパパ” の姿が垣間見られます。
今回は、特別に許可をいただきましたのでこちらで紹介いたします。
類家 周平さん
トランスコスモス株式会社
CX事業統括 DA事業本部 テクノロジー戦略統括部
Bコミュニケーション部 コミュニケーション戦略課
利用した制度と休業期間
【1回目2020年】長男・・・育児休業2ヶ月
【2回目2024年】次男・・・育児休業2ヶ月
Q.育休を取ろうと思ったきっかけを教えてください。
長男(3歳)、次男(0歳)どちらも産後すぐ2ヶ月間の育休を取得しました。産褥期の妻が心身の回復に専念できるように、「母乳以外の家事育児は全部やるぞ!」という思いで育休を希望しました。
Q.周囲の反応はどうでしたか?
周囲の方へ次男妊娠報告すると「育休いつ?どれくらい?」と、取得前提の雰囲気がありました。3年前の長男のときよりも、男性の育休取得が浸透しているのを感じました。
Q.業務の引継ぎや手続きなど、育休の準備はスムーズに進みましたか?
安定期入ってすぐ上長に育休相談できていたこともあって、案件調整や引き継ぎを含めスムーズに進行することができました。環境や状況に恵まれていました。
Q.一日のスケジュールを教えてください。
Q.育休を振り返ってどうでしたか?
産後、夫婦一緒に子育てのスタートダッシュがきれたので、不安や悩みも同じ目線で話し合いやすく、乗り越えられました。とくに新生児期、小さな成長変化も見逃さず次男のお世話ができて、尊い時間を過ごせました。
産後、長男がとても不安定でしたが、彼をないがしろにすることなく、ケアする時間がとれてよかった。絆が深まった感もあります。
Q.あなたにとって「子育て」とは?
「汗とナミダのぶつかり稽古」です。汗だくでおいかけ回したり、泣くほど嬉しかったり悲しくなったり、洒落にならないダメージ喰らったり。子どもたちと日々本気でぶつかりあって、お互い成長しています。
Q.これから子供が生まれる方へメッセージをお願いいたします!
子どもが生まれたら。いま想像されているよりもずっと、嬉しいし、苦しいし、しんどいし、幸せだと思います。そんな日々を120%味わうための手段として、育休はおすすめです!
ロールモデル紹介「あしあとパパ」で紹介する方は、各部門からお手本となる方を選抜いただいています。育休を取るためには、業務調整や周囲の協力が必要となるため、早い段階から計画的に準備をすることを周知しているところです。
今後も、トランスコスモスは仕事も子育ても頑張るパパを応援し続けます!