
「子どもの権利」ワークショップを体験しました
※本記事は2024年9月13日にトランスコスモスSDGs委員会に掲載された記事を転載しています。 |
皆さん、こんにちは!トランスコスモスSDGs委員会オープン社内報記者のざっきーです。
CXスクエア那覇では、8/21、22で毎年恒例の職場見学会を実施しました。
従業員のお子さんが保護者の職場を見学したり、コールセンターのロールプレイングを体験したりと好評な企画ですが、今年度は新たな取り組みとして認定NPO法人ACE(エース)様に「子どもの権利ワークショップ」を開催頂き、親子で「子どもの権利」について考える機会を持つことが出来ました。
ACE岩附様よりご説明の様子
まずは、ACE岩附様から「国連子どもの権利条約」についてご説明をいただきました。
子どもの権利条約とは、1989年11月20日、国連総会において採択されました。この条約を守ることを約束している「締約国・地域」は196ヵ国にのぼり、世界で最も広く受け入れられている人権条約です。
子ども(18歳未満の人)が守られる対象であるだけでなく、権利をもつ主体であることを明確にしました。子どもが大人と同じように、ひとりの人間としてもつ様々な権利を認めるとともに、成長の過程にあって保護や配慮が必要な、子どもならではの権利も定めています。
生きる権利や成長する権利、暴力から守られる権利、教育を受ける権利、遊ぶ権利、参加する権利など、世界のどこで生まれても子どもたちがもっている様々な権利が定められ、この条約が採択されてから世界中で多くの子どもたちの状況の改善につながってきました。
<参考>子どもの権利条約 | 日本ユニセフ協会
https://www.unicef.or.jp/crc/
子どもたちにとって初めて聞くお話でしたが、最近自分自身に起きた出来事がどの条約(権利)に関連しているのかを説明していただき、自分たちにもたくさんの権利があることを知り、「自分らしさをもって生きて良い」ということに気づくことができました。
次に、最近あった「ウキウキ」したこと、「モヤモヤ」したことを参加者それぞれで思い出し、紙に書きだした後に参加者で話し合いました。
最近の出来事だけでなく、何年も前の「モヤモヤしたこと」を思い出すお子さんもいて、その時の自分の気持ちと近いカードを見つけて表現することで、自分が嫌な気持ちになった時に「本当はどうしてほしかったのか」自分の気持ちを整理することができ、本人自身も思いがけない「本当の自分」に気づくことが出来ました。
自分の気持ちに近いカードはどれかな?
さらに、その内容を保護者も知ることが出来たことで、参加者からは「子どもの感情の引き出し方の参考になった」「親子のコミュニケーションが良くなった」などの感想が聞かれました。
当日の参加者の様子
「子どもの権利」ワークショップについては、別の拠点の開催も検討中です。
<参考>認定NPO法人ACE
https://acejapan.org/
トランスコスモスでは、従業員への研修を通じ、人権尊重の意識向上にも取り組んでいます。
今後も従業員が安心して働けることを目的として、社会全体のWell-beingの向上を目指し、様々な活動を進めてまいります。
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