
トランスコスモスの有価証券報告書が金融庁の好事例に選定されました
※本記事は2025年6月9日にトランスコスモスSDGs委員会に掲載された記事を転載しています。 |
トランスコスモスの2024年度の有価証券報告書が、金融庁の好事例集に選定されました!
そちらを背景とした関東財務局が主催するセミナーの内容も合わせてお伝えします。
トランスコスモスの有価証券報告書が金融庁の好事例に選定
今回行われた令和6年度の有価証券報告書レビューでは、以下のポイントで評価が行われました。
(1)令和6年度 有価証券報告書レビューの審査結果及び審査結果を踏まえた留意すべき事項等
令和6年度の有価証券報告書レビューでは、令和5年度の審査において識別された課題の状況等を踏まえ、令和5年度と同様に、令和5年1月に施行された企業内容等の開示に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府令(以下「改正開示府令」という)(主にサステナビリティ及びコーポレート・ガバナンスに関する開示についての改正)及び関連する開示項目(「コーポレート・ガバナンスの状況等」における監査役会等の活動状況及び政策保有株式に関連した開示を含む)*1を対象に法令改正関係審査を実施するとともに、改正開示府令のうちサステナビリティに関する企業の取組の開示を重点テーマとした審査(以下「重点テーマ審査」)も実施しました。
重点テーマ審査の対象会社には、重点テーマ以外の有価証券報告書の記載項目(政策保有株式に関する開示等)についても適宜審査を実施しました。
<引用>有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項等(識別された課題への対応にあたって参考となる開示例集を含む)及び有価証券報告書レビューの実施について(令和7年度):金融庁
トランスコスモスが評価されたポイントは、サステナビリティに関するガバナンスの過程、統制及び手続の内容について、関連する組織体の名称、構成員、役割及び開催頻度まで具体的に明記されていたこと、ならびに取締役会でのサステナビリティに関する会議内容まで明記されていた点です。
「識別された課題への対応にあたって参考となる開示例集」トランスコスモス掲載ページ
関東財務局「令和6年度有価証券報告書レビュー解説セミナー」へ登壇
この有価証券報告書の好事例を主題にした、関東財務局が主催する解説セミナーにも登壇いたしました。
セミナーの中では、トランスコスモスの経営層が中心となったトップダウンと、社員の日々の活動が積み重なってできてきたボトムアップの両面でサステナビリティに取り組んできたことを紹介し、特に自社の情報開示である「守り」だけでなく、GHG排出量の算定サービスを提供し、売上につなげている「攻め」の両面に取り組んでいることを評価されました。
今後もトランスコスモスは、グローバル企業として責任のある取組に従事し、企業価値の向上につなげてまいります。
関東財務局「令和6年度有価証券報告書レビュー解説セミナー」の様子
関連情報
金融庁「有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項等(識別された課題への対応にあたって参考となる開示例集を含む)及び有価証券報告書レビューの実施について(令和7年度)」
関東財務局「令和6年度有価証券報告書レビュー解説セミナー」