
“現場”を知ることから始まる、事業理解 BPOセンター亀戸・ECワンストップセンター北柏
※本記事は2026年3月10日にトランスコスモスSDGs委員会に掲載された記事を転載しています。 |
今回はトランスコスモスのセンター(拠点)である「BPOセンター亀戸」と「ECワンストップセンター北柏」について、それぞれの特性やサステナブルな取り組みについてお伝えします!
目的
トランスコスモスのセンターが担う役割や業務内容への理解を深めることを目的に、実際のセンターを見学し、現場の取り組みや業務の工夫を学ぶことで業務理解や事業理解につなげる
詳細
A) BPOセンター亀戸
日時:2026年1月28日(水)9:30~11:30
場所:東京都江東区亀戸7-61-20 エムエスティ亀戸センタービル 4階/5階/6階(地下鉄都営新宿線 大島駅より、徒歩約7分/東武鉄道亀戸線 亀戸水神駅より、徒歩約9分/JR総武線(各駅) 亀戸駅より、徒歩約20分)
参加者:サステナビリティ推進部 4名、グループ営業統括 公共政策本部1名
※都心からも近くアクセスが良く、24時間365日稼働するセンター。3フロア使用し、在籍人数は約360名。
B) ECワンストップセンター北柏
日時:2026年1月29日(木)14:30~17:00
場所:千葉県柏市松ケ崎新田字水神前13-1 (JR常磐線 北柏駅より、徒歩約6分)
参加者:サステナビリティ推進部 4名、グループ営業統括 公共政策本部1名
※物流センターには珍しい、最寄り駅から徒歩圏内。さらに空港や港にも近く、利便性の高い立地。
見学内容
BPOセンター亀戸
高いセキュリティのもと、様々な企業のバックオフィスやシステム運用・保守を担っているのが亀戸センターです。
センターオリジナルキャラクターのデジワン(左)とデイジー(右)や、「センター長おごり自動機」など、従業員同士のコミュニケーションを促進する仕掛けも設置されており、働きやすい職場づくりへの工夫が印象的でした。

デジワン(左)とデイジー(右)
亀戸センターではPCキッティングも行っており、出荷台数の多い機種については品質均一化と生産性向上のため、RPA化し一度に複数台数に対応できるようになっていました。
皆さんのPCも、亀戸センターを経て手元に届いているかもしれません!さらに、環境配慮の一環として、業務で使用頻度の高いテプラ回収・再利用にも積極的に取り組まれています。

以下3点、亀戸センターの強みを簡単に紹介します。
1. 複数サービスをワンストップで提供
ヘルプデスク、セキュリティ監視、アプリ保守をはじめ、LCMサービス(ライフサイクルマネジメントの略)、PCの選定から導入、管理までをワンストップで、すべて一拠点で提供可能。
2. バイオ顔認証による強固なセキュリティ
BPOセンターとして初めて、全館で生体認証(顔認証)を導入。高い情報セキュリティ水準を実現。
3. 積極的なデジタル化
さまざまなツールやソリューションを活用し、人的ミスの軽減と品質向上を実現。ワークフローを導入することで、業務のスムーズな連携を実現。
ECワンストップセンター北柏
トランスコスモス初のEC専門の物流拠点である北柏センターでは、ECワンストップサービスのうち『フルフィルメント』『事務局・受発注』を行っています。
<参考>
トランスコスモスのセールスマーケティング領域:調査分析・戦略立案、ECプロモーション、ECサイト・モール運用
トランスコスモスのオペレーション領域:フルフィルメント、事務局・受発注、カスタマーケア
問い合わせ窓口業務に加え、インターネットプロモーションや分析については、マーケティング担当部署やコンタクトセンターとそれぞれ連携し対応しており、お客様企業の売上拡大と業務効率化を支援しています。
センターでは自動化にも力を入れており、仕分けから検品を行う「自動搬送ロボット」や、ラベル貼りから梱包まで行う「自動マテハンライン(自動封函機)」の導入が進んでいます。人手不足への対応や品質向上に向けた取組が加速している印象でした。


さらに、環境への配慮も着実に進められており、施設内ではLED照明導入や必要な箇所のみ点灯、電動フォークリフトの採用など、排出量削減の取り組みも進められています。
以下では、北柏センター物流事業の特徴を3点を共有します。
1. 「モール基準」配送(モール基準とは出店者が満たすべき基準や条件)
モールが定める配送スピードや梱包品質、配送遅延率などを満たす、高品質な配送サービス。難易度が高いものが多いものの、楽天市場「あす楽」やYahoo!ショッピングの「優良配送」といった各ECモール基準にも対応しており、自社運営サイトにも提供可能。
2. サービス品などの同梱施策
購入回数や定期購入のお客様に向けて、期間指定でのクーポン配布やサンプル同梱にも対応可能。柔軟に対応できる同梱施策により、ファン獲得に繋がる。
3. コストを抑えた、在庫最適化
商品別で在庫の回転率を管理し、ランク付けを行って運用。回転率の低い商品は販売戦略部と連動し、多角的な提案や施策を通じて、在庫の最適化。ECハブによるオーダーマネジメントシステムについて、アマゾンや楽天など各モールでの管理ではなく、独自開発システムの『ECHub1(※)』を活用することで受注状況や在庫状況など統合管理を行い、作業効率を向上させコストカットを実現。
※1ECHub=受注管理システム
Order Management System【OMS】:商品情報、在庫情報、注文情報、顧客情報、請求情報を一元管理できるシステム
まとめ
HPや資料だけでは分からない部分も多い中で、普段の業務ではなかなか見る機会のない現場を実際に訪れ、実際の現場を「見て・聞いて」理解し、現場の方から直接お話を伺うことができたのは、とても貴重な経験でした。
サステナビリティ、特に事業における排出量把握という観点で見ると、センターごとの特性によって排出量データに差が出る背景を知ることができたのも大きな学びにつながりました。
例えば、リサイクルや職場環境にも力を入れている亀戸センターでは、現在も蛍光灯が使用されているエリアがありました。LEDへの切り替えを検討しているものの、とある事情により対応が進められていないという課題についても、実際にお話を聞くことができました。
また北柏センターでは、人的エラーの削減や品質向上を目指して自動化を推進しており、その結果、機械導入に伴って電力使用量が増えるといった側面も見られました。また職場環境としては、冬場は外気温+3度、夏場は-3度程度の環境の中で業務をされており、小型扇風機や使い捨てカイロの配布など、現場ならではの工夫についても伺うことができました。
今回は2拠点のセンターを見学し、それぞれの特徴やサステナビリティに関する取組・課題を知ることができました。今後、事業における排出量把握を行う際にも、こうしたセンターごとの背景を理解していることで、より納得感を持ってデータを確認でき、算定の精度向上にもつながっていくのではないかと感じています。
今後もセンター見学などの機会があれば、現場の状況や取り組みをこのような形で皆さんにお届けしていきます!










