【導入事例】ネスレ日本様 コールバック予約運用導入による稼働率改善


トランスコスモスは、ネスレ日本株式会社様(以下、ネスレ日本様)のコンタクトセンター(コールセンター)運用をご支援しています。

ネスレ日本様では、より効率的にコンタクトセンターを運営する為、処理の自動化(RPA)やFAQ、BOTの拡充などを進めてきました。効率化により生み出したリソースを顧客サービスの提供に繋げることで、お客様に長期的に愛され応援される企業を目指しています。

そのなかでも今回は、2種類のコールバック予約の仕組みを導入し、コスト削減と効率化の両立を実現した取り組みをご紹介します。


目次[非表示]

  1. 課題
  2. 施策
  3. 施策効果

課題

コスト削減のためコンタクトセンターの統合を推進したいが、拠点を統合しても応答率・サービスレベル・応対品質を維持したい

施策

①あふれ呼IVR受付によるコールバック予約
混雑時、IVRによりコールバックを提案することで呼損を抑止し、1日の入電の波に合わせて待機時間にコールバックを実施することで稼働率を改善。
これまでのインバウンドのみの応対率から、コールバックを含めたエンドユーザーの要件解決率を追うことでサービスレベルを維持。

②WEB受付による日時指定コールバック予約
エンドユーザーの都合のよい時間にコールバックの受付が可能になり利便性が向上。
コールバック内容が事前に把握できるため、要件にあったコミュニケーターによる対応が可能になり、全員がフルスキルをもっていなくても応対品質を維持。

施策効果

・PoC実施結果:コミュニケーター稼働率 21.7pt改善
※システム導入前(2023年4-11月)と導入後(2024年1-2月)との比較

混雑時に64%のお客様がコールバック予約を実施

コールバック対応率は3回架電で95%と高い接続率を実現


コールバック予約導入による1日の入電繁閑イメージ


トランスコスモスでは今後も企業と消費者とのコミュニケーションをより豊かに最適化していきます。

ご興味のあるソリューションなどあれば、お気軽に担当営業、もしくはこちらからお問い合わせください。


trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

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