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【徹底解説】Googleアナリティクス360と標準版の違いとは?!ー第2回:分析深度

Googleアナリティクス360は、標準版(無償で使用できるGoogleアナリティクス)に比べて、より深く分析するための機能が備わっています。

本記事では、そのうち、以下4つについて解説します。

  • カスタムファネル
  • 分析(Advanced Analysis)
  • アトリビューション(データドリブン アトリビューション)
  • 統合レポート

※上記の中には2020年2月時点でベータ版機能として提供されているものもあります。

目次[非表示]

  1. カスタムファネル
  2. 分析(Advanced Analysis)
  3. アトリビューション(データドリブン アトリビューション)
  4. 統合レポート

カスタムファネル

Webサイトを訪問したユーザーの導線を把握するために、Googleアナリティクスには、「ユーザーフローレポート(行動フローレポート)」が用意されています。ランディングページやメディアごとにユーザーをグルーピングし、たどった経路の全体像を捉えることができます。

一方、コンバージョンなど、「目標」に至るまでのステップを可視化するのが、「カスタムファネル」です。これはアナリティクス360だけに備わる機能です。

カスタムファネルは、あらかじめ定めた起点から終点までの各ステップを、ファネルとしてビジュアル化します。

一つ目のメリットは、フィルタをステップごとに適用できることです。その結果、ターゲットユーザーの離脱状況を直感的に把握し、導線内のボトルネックが発見しやすくなります。

二つ目のメリットとして、各ステップを完了・離脱したユーザーのリマーケティングリストを作成することもできます。

<トランスコスモスで、カスタムファネルをデジタル広告運用に活用した事例>
実店舗の購買データを分析し、商品Aと商品Bの相関を発見し、カスタムファネルで過去半年に遡って商品Aを購入したユーザーを切り出し、ターゲットリストを作成。商品B購入を促す広告を配信しました。

<トランスコスモスで、カスタムファネルをweb制作に活用した事例>


あらかじめターゲットユーザーのサイト内導線を想定し、カスタムファネルで計測。離脱率の高いページを確認し、ユーザーインターフェースの改善へ繋げました。

分析(Advanced Analysis)

アナリティクス360には、「分析(Advanced Analysis)」というメニューが存在します。

2020年2月時点でベータ版の機能ですが、そこで「データ探索」、「目標到達プロセスの分析」、「セグメントの重なり」の三種類の分析ができます。


<データ探索>
標準版のGoogleアナリティクスと比べて、より自由度の高い集計をするための機能が、「データ探索(Exploration)」です。

セグメントやディメンション、そして指標を組み合わせることができます。表現方法も多彩で、クロス集計はもちろん、グラフでビジュアル化することもできます。

データをダウンロード・加工することなく、Googleアナリティクス上で分析軸をドロップ&ドロップで変えられ、気軽に分析できるのが大きなメリットです。


<目標到達プロセスの分析>
目標までのステップを可視化する機能です。英語では、「Funnel Analysis(ファネルアナリシス)と表現されていることからわかる通り、「カスタムファネル」と似た機能です。

カスタムファネルの最大ステップは5つですが、こちらでは10ステップまで含めることができます。セグメントやディメンションを複数追加することもでき、より深い分析が可能になります。


<セグメントの重なり>
Googleアナリティクスのセグメント同士がどのくらい重複しているかを、ビジュアルで示すことができます。セグメントが少なければ、クロス集計などでも理解できますが、数が増えると、状況を把握しづらくなります。

たとえば自社webサイトに訪問したユーザーをセグメント化し、重複度を確認することで、マーケティングコストの最適化が可能になります。

「セグメントの重なり」は、ベン図によって可視化します。対象の大きさや重なり状況などを直感で理解できるようになります。

GA360画面キャプチャ:分析(ベータ版)

アトリビューション(データドリブン アトリビューション)

アナリティクス360には「アトリビューション」というメニューがあります(2020年2月時点ではベータ版の機能)。

標準版のGoogleアナリティクスでも、アトリビューション機能は備わっています。「コンバージョン」メニューにある、「モデル比較ツール」です。「終点」モデルや「起点」モデルなど、様々な接点からコンバージョンの貢献度を測定できます。

一方、アナリティクス360の「アトリビューション」では、接点ベースのモデルだけではなく、データドリブンモデルによるアトリビューション分析をおこなうことができます。

データドリブン アトリビューションは、コンバージョン経路だけでなく、非コンバージョン経路(コンバージョンしなかったユーザーの動き)の両方を評価することで、独自のアトリビューションモデルを構築します。

データドリブンモデルは、アナリティクス360であれば、「モデル比較ツール」や「投資収益率分析」などで使用できます。

統合レポート

規模の大きな企業では、Googleアナリティクスのプロパティを複数設定するケースが多いでしょう。

たとえば海外展開している企業であれば、国ごとにプロパティを分け、複数の事業を展開している企業であれば、事業ごとにプロパティを分ける。このような使い方が一般的です。

複数のプロパティのデータを集約し、1つのレポートにまとめ、データを全体俯瞰することが可能です。これが「統合レポート」です。

データをダウンロードし、手でまとめる手間をかけずに、データをプロパティ単位と統合レポートで見分け、ミクロ、マクロ視点でのビジネス状況を迅速に把握できるメリットがあります。


今回は、アナリティクス360の分析機能について説明しました。分析できる深さが大幅に機能拡張されていることをお分かりいただけたでしょうか。

アナリティクス360の機能を最大限活用するためには、計測設計~実装~評価・分析までの各ポイントで最適なトランスコスモスでは、お客様のKPIに合わせた各種分析や実装のサポートをおこなっています。

次回は「第3章:GMP連携」についてご紹介します!


あいちゃん
あいちゃん

GoogleAnalytics360のスペシャリスト。Googleのリセラーとして、広告からサイト制作、運用に至るまで、お客様のデジタルマーケティング活動をデータ活用の側面から包括的にサポートします!

trans+(トランスプラス)に掲載しているコンテンツや、サイト内で紹介したサービスに関することなど、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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