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【事例資料あり】コミュニケーション時代はLINEビジネスコネクトで勝つ! 業界&目的別の活用例を提案

※2022年12月追記:LINEビジネスコネクトはサービスを終了し、2019年4月に『LINE公式アカウント』へ統合されました。

サービス詳細や料金プランの改定などについては下記、公式サイトをご確認ください。

https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/


LINE公式アカウントではできなかった顧客コミュニケーションを可能にした「LINEビジネスコネクト」。特徴であるCRM連携による1to1メッセージ配信機能が、購買やカスタマーサポートからマネージメントまで、あらゆる領域をカバー。企業と消費者の距離をぐっと縮め、ビジネスの可能性を大きく広げてくれました。

LINEビジネスコネクトで具体的に何がどう変わるのかーーー?

この記事では、LINEビジネスコネクト導入を検討中の方へ、メリットや導入費用を解説。また、トランスコスモスが提案する顧客コミュニケーション構築のための活用法、導入企業の事例などを紹介していきます。


目次[非表示]

  1. LINEビジネスコネクトとは
  2. 【業界別】 LINEビジネスコネクトの活用例
    1. ●活用例1 来訪・来店促進
    2. ●活用例2 興味喚起・離脱防止
    3. ●活用例3 空席照会・予約手続きなど
    4. ●活用例4 購入前後のサポート
  3. 顧客コミュニケーションチャネルにLINEを選ぶべき理由
    1. LINEビジネスコネクト5つの導入メリット
  4. LINEビジネスコネクト料金は固定費+変動費+初期費用
  5. 問い合わせはLINEビジネスコネクトパートナー企業(代理店)へ
  6. トランスコスモスのLINEビジネスコネクト導入事例
    1. ●カメラのキタムラ様
    2. ●北海道エア・ウォーター様
    3. ●ハウスコム様

LINEビジネスコネクトとは

LINEビジネスコネクトの仕組みhttps://linebiz.jp/service/business-connect/


LINEビジネスコネクトは簡単に言うと、企業のシステムとLINEとをAPIで連携させ、目的によって機能をカスタマイズできるサービスです。

これまで企業はLINE上でメッセージを一斉配信していましたが、LINEビジネスコネクトを導入することでユーザー識別が可能となり、個々のユーザーに最適なメッセージを送信できるようになりました。

さらに、自社のメッセージ送受信システムや顧客・商品データベースと連携させることで、顧客管理(CRM)ツールや業務ソリューションツールとして利用することもできます。

たとえば、過去の購入履歴に基づいたレコメンド配信やリマインド配信、問い合わせの回答も、メールより手軽で身近なLINEでアプローチ。LINEを通じた1to1のコミュニケーションが、サービス利用や売上、エンゲージメントの向上につながるというわけです。

【業界別】 LINEビジネスコネクトの活用例

LINEビジネスコネクトを活用した顧客コミュニケーションサービス活用例


LINEビジネスコネクトは、SNS国内最大級のアクティブユーザー数を誇るLINEと企業の持つ顧客データベースを連携させるサービスであることはお伝えしました。この連携によって、顧客コミュニケーション活用法は無限に広がりました。

ここで、具体的な活用事例を考えてみましょう。


●活用例1 来訪・来店促進

●業界
法律、介護、保険、金融、証券など

●課題や目的
来訪や来店を促したい

●活用方法
「専門的すぎて理解できない」「なんとなく敷居が高い」とイメージされがちな業界では、検討段階の消費者は必ずといっていいほど事前調査をおこないます。LINE上で個別に専門家のカウンセリングやアドバイスを受けられるのであれば、利用しない手はありません。基礎知識の習得やサービス比較でおこりがちなつまずきを取り除き、来訪・来店促進につながります。


●活用例2 興味喚起・離脱防止

●業界
不動産、アパレル、人材(転職)、旅行、飲食など

●課題や目的
興味喚起・離脱防止

●活用方法
「選択肢がありすぎて選べない」「自分に合ったものが探せない」などの理由で離脱するのを防ぐため、LINEをコンシェルジュとして活用する方法があります。Webサイトやアプリ上の条件検索と比べ、ひとりひとりの細かい要望に回答することが可能になり、気軽なLINE会話を潜在ニーズ発掘の手がかりとしてマーケティングに生かすこともできます。


●活用例3 空席照会・予約手続きなど

●業界
旅行、飲食、イベント・娯楽、交通(飛行機・バス・レンタカー)など

●課題や目的
空席照会・予約など

●活用方法
ニーズが顕在化した消費者の手間を軽減するための活用例です。交通機関やイベントチケットの検索、空席照会、予約もLINE上でスムーズに完結させることができます。照会中や予約手続き中に通信を遮断できないWebシステムと異なり、照会完了後に通知でお知らせできるLINEであれば消費者に「待機している」という感覚を持たせません。


●活用例4 購入前後のサポート

●業界
ECサイト、メーカー、通信キャリア、電気、ガスなど

●課題や目的
購入前・購入後サポートなど

●活用方法
購入前後の手続きや使用方法に関する問い合わせツールとして非常に効果的です。たとえば、条件や内容によって必要書類が異なる場合でも、環境などによって使用方法が異なる場合でも、ひとりひとりに的確な案内をすることができます。このように、画一的でない1to1対応はLINEビジネスコネクトの得意分野です。

顧客コミュニケーションチャネルにLINEを選ぶべき理由

そもそも電話やメール、チャットなどのコミュニケーションチャネルがあるにもかかわらず、なぜLINEでなければならないのでしょうか?
答えは、LINEが『他のコミュニケーションツールのデメリットを補える』からです。

電話は受付時間に制限が設けられている場合が多く、メールはスピード感が得られないため何度もやりとりが発生してしまいます。チャットには手軽さがあるものの、消費者(顧客)側に会話の記録が残りません。

LINEであれば、FAQボット利用で消費者側は24時間自動回答を得ることができ、また複雑な問い合わせに対してもメールにない気軽さとスピード感で的確な対応が受けられます。さらに、会話の記録が残ることから、聞き逃しや書き漏らしで発生する行き違い軽減にも貢献できます。

LINEで実現する迅速で的確な個別コミュニケーションが顧客満足度を高め、継続的なサービス利用や売上を生み出すことにつながるーーー。企業の顧客DB連携によりこれを可能としたのが、LINEビジネスコネクトの最大のメリットと言えます。

ここからは、その他のメリットについても見ていきましょう。


LINEビジネスコネクト5つの導入メリット

(1)顧客DB情報と連携した1to1コミュニケーション


上述の通り、企業の顧客DBに応じたメッセージ配信を可能にします。


(2)アンケート情報に基づいたセグメント配信


アンケート機能を利用し、ユーザーが回答した属性情報(年齢・性別・居住エリアなど)からセグメント配信を可能にした機能です。充分な顧客DBを取得していない企業も、アンケート情報を利用することで効果的なメッセージ配信をすることができます。


(3)デジタル会員証


企業のLINEアカウントと友だちになるだけで、簡単に顧客管理ができる機能です。LINEのユーザー識別情報と企業側の会員情報を結びつけることで、ユーザーに面倒な個人情報入力などの手間をかけません。


(4)IoT連携


Beacon(ビーコン)等を通じて、様々なモノ・コトをLINEに連携させる機能です。たとえば、AI(人工知能)が適切なタイミングで来店を促したり、近くにある店舗を通知したり、LINE上で次世代サービス提供が可能となります。


(5)CS連携


従来であれば電話受信がメインであったカスタマーサポートをAIエンジンやオペレーターがLINE上で応対します。FAQの24時間受付で早期解決に導きたいのであればAIの自動応答が、気配りが必要とされる相談や問い合わせにはオペレーターのチャット応答が適切とされますが、LINEを用いればその両方をかなえることができます。トランスコスモス調べでは、LINEの対応処理件数は電話と比べ1時間あたり2.8倍という数字が出ています。


↓【関連記事】CS特化ならLINEカスタマーコネクト↓

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LINEビジネスコネクト料金は固定費+変動費+初期費用

LINEビジネスコネクトの利用料金は、システム保守管理等の固定費のほか、配信コスト等の変動費、初期費用がかかります。費用構造の中で大きな割合を占めるのがアカウント運用コストであり、すでにLINE公式アカウント運用している場合はハードルが低くなるでしょう。

管理や運用、開発費用は開発パートナーによって異なります。下記参考にしてください。


API型公式アカウントの費用構造

公式アカウント運用費用
固定費
【有効友だち数】×【事前申告した一斉配信数/月】で決定する月次コスト
友だち獲得費用
固定費
友だち獲得のために実施するスタンプ施策コスト
システム管理費用
固定費
開発システムの保守・管理コスト(開発パートナー企業による)
ビジネスコネクト運用管理ツール費用
固定費
運用のための管理ツールコスト(開発パートナー企業による)
メッセージ配信費用    
変動費    
One to Oneメッセージ配信にかかるコスト(開発パートナーによる)
システム開発費用
初期費用
個別配信、双方向コミュニケーションを可能にするシステム開発・改修コスト(開発パートナーによる)

問い合わせはLINEビジネスコネクトパートナー企業(代理店)へ


LINEビジネスコネクトの利用は、LINEが認定する代理店(販売パートナー企業や開発パートナー企業)へ相談しましょう。

パートナー企業の協力を得ることなく自社開発することも可能ですが、ゼロからシステム構築する必要が生じます。パートナー企業はLINEビジネスコネクト対応パッケージを開発し、運用支援もおこなっています。

トランスコスモスは「LINE Biz Account」部門の認定パートナー企業42社のうち、「Sales Partner」の最上位であるDiamondに選ばれました(※)。LINEビジネスコネクトの活用や導入に関するご相談は、下記Webフォームよりお気軽にお問い合わせください。

※Sales Partner(セールスパートナー)は、LINEの広告商品およびAPI関連サービスの販売パートナーです。売上金額や新規開設件数などを基準にもっとも優秀なパートナーがDiamondとして表彰されます。

トランスコスモスのLINEビジネスコネクト導入事例

ここからはトランスコスモスがLINEビジネスコネクト導入支援をおこなった企業様の事例を一部紹介します。


●カメラのキタムラ様

2017年10月、トランスコスモスは、カメラのキタムラLINE公式アカウントで写真プリントの注文やカメラ査定、スタジオマリオの予約ができるサービスを提供。スマートフォンに保存した画像の中からプリントしたい画像をLINEトーク画面に送信するだけで簡単に写真プリント注文ができるようになりました。

本サービスのプラットフォームのほか、問い合わせ対応ボットやチャット運用管理システムとの接続もトランスコスモスが提供しています。


↓カメラのキタムラ様のLINE活用事例セミナーレポートはこちら↓

  【クリック率2倍】LINEビジネスコネクトでお客様の心をつかむマーケティング事例レポート | trans+(トランスプラス) 消費者と企業をOne to OneコミュニケーションでつなぐLINE ビジネスコネクト。業界別活用事例や「カメラのキタムラ」LINEサービス構築のウラ話、積極的に導入すべきなのはどの業界なのか等、盛りだくさんでご紹介しています! trans+(トランスプラス)


●北海道エア・ウォーター様

トランスコスモスは、2018年6月より、北海道エア・ウォーターにLINEチャット(ボットと有人対応)サービスの提供を開始しました。同社のLPガスや灯油を利用する顧客に対し、LINEで申し込み・問い合わせ対応を完結させるサービスです。

トランスコスモスが提供したのは、システム構築とチャットボットのシナリオ構築、オペレーターによるチャット対応。システム構築のハブとして、自社開発のDEC Connect(デックコネクト)を活用しています。


【ニュースリリース】北海道エア・ウォーターにLINEで問い合わせに対応するサービスを提供開始
https://www.trans-cosmos.co.jp/company/news/180619.html


●ハウスコム様

2017年6月からハウスコムが開始した「マイボックスでお部屋探し」サービスにおいて、トランスコスモスはLINEビジネスコネクトの導入支援やAPI提供をおこないました。「マイボックスでお部屋探し」は、物件検索、店舗への問い合わせに対応する顧客サポートサービスで、チャットボットのほかハウスコム独自のAIを導入しています。

トランスコスモス提供のAPI活用により、LINEとAIなどのソリューション連携や外部データベース連携の工数を大幅に削減しました。


【ニュースリリース】ハウスコムとトランスコスモス、LINE上で利用できる「マイボックスでお部屋探し」サービスを提供開始
https://www.trans-cosmos.co.jp/company/news/170629.html


上記以外にもトランスコスモスには多数のLINE向けサービスの導入支援実績があります。

導入をご検討の企業様は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。


trans+(トランスプラス) 編集部
trans+(トランスプラス) 編集部
ITアウトソーシングサービスで企業を支援するトランスコスモス株式会社のオウンドメディア編集部。メンバーはマーケター、アナリスト、クリエイターなどで構成されています。

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