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Adobe Symposium 2019開催直前! Adobe Summit 2019で振り返る、最先端マーケティングテクノロジー

Adobe Symposium 2019開催直前! Adobe Summit 2019で振り返る、最先端マーケティングテクノロジー

来たる2019年7月23日(火)・24日(水)にANA インターコンチネンタル東京で開催される、Adobe Symposium 2019
これはアドビが日本で開催する最も大規模なデジタルマーケティングカンファレンスで、
二日間を通じてアドビ製品の最新情報やトレンドをキャッチできるため、例年数多くのマーケターが参加しているイベントです。

Adobe Symposiumは、毎年アメリカで開催される世界規模のカンファレンス「Adobe Summit」で発表された内容を、日本のマーケター向けにわかりやすくローカライズして伝えてくれます。
つまり、「Adobe Summit」に参加できなかった方でもAdobe Symposiumに参加すれば、世界に先駆けて発表されたアドビの最新情報を、日本にいながらにして知ることが出来るのです。

そこで今回trans+では、Adobe Symposium 2019の開催に向け、改めてAdobe Summit 2019での発表内容をおさらい!
イベントで開催された321のセッションのなかから、マーケターがおさえておくべき内容や注目すべき点についてご紹介します。

Adobe Symposium 2019に参加する方もしない方も、改めてAdobeのマーケティング最新情報を整理してみましょう!

Adobe Summitとは?

Adobe Summitとは、アドビが提供するクラウドソリューション「Adobe Experience Cloud」に関する最新情報を知ることができる世界最大規模のビジネスカンファレンスです。
2019年3月24日から5日間にわたってアメリカのラスベガスで開催された今年のAdobe Summit 2019には世界中から57もの国と地域、そして約17,000名のビジネスリーダーやエキスパートが参加し、最先端のマーケティングトレンドについて学んだり、情報交換する場となりました。

そもそもアドビの製品ソリューションは、大きく分けて以下の3つに分類されます。

Adobe Creative Cloud PhotoshopやIllustrator、Lightroomといった画像加工/動画制作に向けたクリエイティブ系の製品群
Adobe Document Cloud Acrobat DCやAdobe Signといった企業のドキュメント系業務を効率化する製品群
Adobe Experience Cloud Adobe AnalyticsやAdvertising Cloudといったサイト分析や広告管理ツールなどのマーケティング系製品群

Adobe Summitと同じく世界的規模で開催されるイベントとして「Adobe MAX」がありますが、これは「Adobe Creative Cloud」に関する、いわゆるクリエイティブ制作/従事者向けのイベントとなります。

そして今回ご紹介するAdobe Summitは、「Adobe Experience Cloud(旧:Adobe Marketing Cloud)」のソリューションを活用した、いわゆるマーケティング従事者向けのイベントです。

このイベントを通じて世界中のマーケターが、“いかに優れた顧客体験を消費者に提供できるか”について、5日間にわたり知識を深めていく場となります。

数字でみるAdobe Summit

「エクスペリエンス」を大切にするアドビ

元来アドビは、企業は顧客に対し「商品」を提供しているのではなく「エクスペリエンス(経験)」を提供している、というポリシーを長年にわたって掲げてきています。

例えば、毎朝立ち寄るコーヒーショップで店員さんが顔を見るなり“いつものカプチーノ”を出してくれたり、キャビンアテンダントが泣き止まない赤ちゃんを長時間あやしている母親の代わりに抱っこしたりなど、その商品・サービス自体の価値ではなくそれを利用したときの心理的もしくは感覚的な価値のことを「エクスペリエンス」とし、このような付加価値をアドビは大切にしています。

人々はエクスペリエンス(経験)を買っている。物を買っているのではない

そしてその信念は、もちろんこのSummitでもブレることはありませんでした。
1つの空間に約1万人が集結した基調講演の会場では、端から端までが見えないほどの膨大な広さのホールで開催され、数多くの巨大ディスプレイとアドビらしい多彩かつクリエイティブなプレゼンテーションによって、一気に聴衆をアドビの世界感へと引き込んでいきました。

まさに、「Experience」です。

視覚的にもアドビの世界観を感じられる会場

ではここからは、このAdobe Summit 2019でプレゼンテーションされた数多くの最新情報のなかから、これからのマーケティング活動において注目しておきたい内容についてご紹介します! 

テクノロジーの進化に応じて、カスタマージャーニーもアップデートせよ。

まず最初のセッションでアドビは、インターネット上に次々と現れる新しいテクノロジーによってカスタマージャーニー(のデータ)が断片化される事で、一個人に紐づく一連のデジタル行動データとして観測できないために、顧客へ最適なエクスペリエンスを提供することが困難な状況にあると問題提起しました。

GoogleやFacebook、Amazonなどの各テクノロジーにはそれぞれ、「どのユーザーがどんなことに興味を持ち、どんな行動をしたか」というマーケティングに活用すべき立派なカスタマージャーニーが保有されていますが、これらのデータはすべて分断された状態で管理されているにすぎません。
つまり、新しいテクノロジーが登場するたびに“新しいカスタマージャーニー”が登場している、ということです。

テクノロジーの変化によってカスタマージャーニーは断片化され、その都度「新しい庭園」が出現する

しかしながら、ユーザーは日常においてGoogleやFacebookといったテクノロジーを横断的に活用しています。それぞれのデータが分断されていたとしても、企業はすべてユーザー単位で紐づけて統合的に管理していかなくては、本来のカスタマージャーニーを捉えることはできません。

そこでアドビは、これらの分断化されてしまった広告・マーケティング・CRMといった膨大なデータを「統合管理」していくべきであるとイベント内で改めて強調。
Advertising CloudやAnalytics、Audience Managerなど、「Adobe Experience Cloud」内にあるアドビ製品群はすでに統合管理が可能であり、それらを活用し、カスタマージャーニーを正しく捉えたマーケティングをしていきましょう、というアドビからのメッセージでした。

Ad Tech、Mar Tech双方をカバーできるExperience Cloudは、全てのCRMから広告領域までをつなぎ合わせて顧客経験を最大化
Adobe Advertising CloudとAdobe Analyticsは既に連携されている
Adobe Audience ManagerとAdobe Advertising Cloudも連携可能。1st~3rdパーティまでの各データを活用して有効なターゲットオーディエンスを生成

真の顧客体験を支える「Adobe Experience Platform」

続いてのセッションでは、各Cloudサービスの連携を支える技術基盤として「Adobe Experience Platform」が発表されました。
例えばAdvertising CloudとAnalytics Cloudの連携をする際、今までだとアドビのアカウントマネージャーの担当者に支援を依頼する必要がありましたが、Adobe Experience Platformの登場によりこれからは、「Advertising Cloud」「Analytics Cloud」「Marketing Cloud」「Commerce Cloud」の全体を支えるプラットフォームとして、それぞれの管理画面上の操作で完結出来るようになるなど、各Cloudサービス間のシームレスな情報連携が可能になりました。

顧客体験の管理をAdobe Experience Platform で実現

Adobe Experience Platformを支える個々のテクノロジー基盤とフロー

Marketo Engage参入で「B to C」から「B to E(everyone)」

2018年9月、マーケティング業界に飛び込んできた大きなニュースのひとつと言えば、アドビによるマルケト買収です。
アドビがマーケティングオートメーションのマルケト(Marketo)を47億5,000万ドルで買収し、これまでアドビが強みとしていたBtoCマーケのみならず、BtoB領域への拡大が期待される出来事となりました。

今回の買収を受け、マルケトは「Adobe Marketing Cloud」の位置付けに。
これまで積み上げてきた、兆単位での活動実績や豊富な顧客データやマルチなマーケティング機能をもって、世界中の企業のマーケティングエンゲージメントをアドビとともに拡大させていくこととなります。

Adobe EngageはAdobe Marketing Cloud内の位置づけに
マルケトの存在感を数字でアピール

さらにアドビは、「Marketo Engage」「Microsoft Dynamics 365 for Sales」「LinkedIn」などの取引先データ共有を発表。
それぞれが収集したデータを企業アカウントベースでプロファイル構築連携することができるようになりました。

これによりアドビは、BtoBのマーケティングソリューションの統合を強化し、いまや「BtoE(everyone)」のエクスペリエンスマネジメントを目指していると明言します。

Account-based Experience(ABX)の発表

 

Adobe Summit開催中のニュースリリース情報まとめ

上記の他にも、サミットでは続々と数多くの情報が発表されました。
その発表について、期間中に配信されたニュースリリースとともに整理してみましょう。

Adobe Summit 2019 総括

・アドビ、Adobe Summit 2019で顧客体験管理(CXM)を提唱 [2019/3/27]

・アドビ、マイクロソフトおよびSAP、Open Data Initiativeの最新の進展を発表 [2019/3/28]

Adobe Experience Platform関連

・アドビ、Adobe Experience Platformで顧客体験管理(CXM)を強化 [2019/3/27]

・アドビとServiceNow、企業の顧客体験管理(CXM)におけるパートナーシップを発表 [2019/3/27]

Marketo Engage関連

・アドビ、マイクロソフトおよびLinkedInとの連携により、企業のアカウントベースドエクスペリエンス(ABX)を加速 [2019/3/27]

・アドビとDrift、Marketo Engage向けに業界初となる会話型のアカウントベースドエクスぺリエンス(ABX)を発表 [2019/3/29]

Adobe Experience Cloud関連

・アドビ、クロスチャネル広告キャンペーンを強化するAdobe Advertising Cloudの新機能を発表 [2019/3/27]

その他

・アドビ、AIや複合現実、音声技術を活用した最新テクノロジーをSummit Sneaksで先行紹介 [2019/3/28]

今回参加した「Adobe summit 2019」は、パートナーデー、キーノートセッション、ブレークアウトセッション、ワークショップ、スニークス、イベント…など数多くのプログラムで構成されており、全てに参加することが難しいほどの規模・ボリュームでした。

そして、いよいよ今月開催される「Adobe Symposium 2019」。
今回ご紹介した内容が日本向けに反映された、盛りだくさんなイベントになると思います。
ぜひみなさん、サミットでの内容を復習してから参加しましょう!

特に、未来のテクノロジーを見ることが出来る「SNEAKS」はすべての人にオススメです!

開催概要はこちら!

 ■Adobe Symposium 2019

日程:2019年7月23日(火)~24日(水)
会場: ANA インターコンチネンタル東京
URL:https://www.adobe-symposium.jp/

下記招待コードをご入力いただくと参加登録が可能です。
【招待コード:2KXV】

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