【国内・海外EC業界ニュース】「独身の日」は「ビジネス界のオリンピック」いよいよ迫るW11。Weekly Picks! 10/18-10/24

【国内・海外EC業界ニュース】「独身の日」は「ビジネス界のオリンピック」いよいよ迫るW11。Weekly Picks! 10/18-10/24
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W11まで3週間!出店事業者急ピッチに準備を進める

 

今年で10年目の節目を迎えるW11(「ダブルイレブン」=独身の日)の開催まで残り3週間をきり、中国大手EC各社に出店する事業者は在庫や物流の手配を急ピッチで進めている。W11を考案したアリババCEO Daniel Zhang氏は「W11はビジネス領域のオリンピックゲーム」と言及し、国内に留まらずグローバルに注目を集めるイベントに発展していると強調した。同社は中国国内に加え、Aliexpress(グローバル)やLazada(東南アジア)、Daraz(南アジア)と海外展開する各国でもW11のイベントを開催する計画。Aliexpressでは、最大の市場であるロシアから50以上のローカルブランド、またスペイン百貨店大手El Corte Inglésなど海外ブランドも参加を表明している。

▶Chinese online platforms gear up for ‘Double 11’
 
 
 
trans+編集部
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2009年に中国アリババグループの運営するTmallにてスタートされた「独身の日」は今年で10年目。昨年2017年実施時の流通総額はTmallで過去最高の2.87兆円、京東(JD)では前年対比3倍以上の2.17兆円に達したと言います。このキャンペーンだけで、Amazonの日本事業における総流通額を超えるとも言われていますが、今年はそれを上回る数字を叩き出すのでしょうか。注目です。

 

Amazon、10代の約半数が選ぶ人気オンラインショッピングサイト

 

米国投資銀行Piper Jaffrayが8,500人の10代を対象にオンラインショッピングに関するアンケート調査を実施。最も好むオンラインショッピングサイトとして、約半数(47%)がAmazonと回答し、今春実施した調査と比べて3ポイント増加。2位のNike(5%)と大差をつけている。また、74%がPrime会員で、昨年同期比8ポイント増加。これは、全米のPrime会員登録している世帯数の増加と比例していることが分かる。また、Piper Jaffrayは世帯収入別におけるAmazonの人気度も明らかにしており、特に高収入世帯(世帯収入平均10.2万ドル)出身の10代の間で好まれる傾向にあることが分かった。

▶Amazon dominates teens’ online shopping habits
 
 
 
trans+編集部
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2010年から開始されているPrime Studentプログラムなどの取り組みや、スナップチャットの連携など、未来の顧客である”ジェネレーションZ”に対して効果を発揮してきていると言います。スナップチャットのカメラを使ったビジュアルサーチツールを本ニュースでも取り上げたことは記憶に新しいかと思います。

 

英ASOS、2018年度決算を発表!前年比26%増の30.7億ドルを記録

 

英オンラインアパレルASOS(エイソス)が2018年度決算を発表、前年比26%増の30.7億ドルを記録。国内外売上ともに好調で、国内は前年比23%増11.2億ドル、また海外は前年比27%増の19.5億ドルとなった。海外売上増加の背景には言語や決済対応を増やすなどローカライゼーションを推進していることがあげられる。地域別では、アメリカでの売上が3億9090万ドル(前年同期比19%増)を記録している。新設したアトランタの物流拠点は、2019年中にアメリカ国内のすべての注文を処理できるようにし、より安価で早い配送サービスを提供できるようになる。アメリカ市場強化にあたり、地場のJ.CrewやMadewellなど新しいブランドとの提携も進める計画。

▶Global shoppers propel sales for UK e-retailer ASOS

 

 
 
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trans+編集部

グローバル展開をする上では、その地域特性をいかに理解し、ローカライズできるかが肝となります。となると、自社の中で、その地域やマーケットに特化した人間がいるのか、いないのであれば現地に精通したパートナーがいるのか、は重要になるポイントでしょう。

 

京東、Google Shoppingに出店

 

京東が年内にGoogle Shoppingに出店しアメリカ市場に向けた販売を開始する。すでにロサンゼルスに物流拠点を保有しており、そこから商品を発送する計画。現状、京東の売上のほとんどは国内売上が占めるが、最大手アリババや急成長を遂げるPDD(中国のソーシャル E コマーススタートアップである”Pinduoduo”)などの勢いに押され、成長は横ばいとなっている。同社は海外展開強化で売上拡大を狙うが、米中貿易戦争のさなか、関税や配送料のインフレなどの課題と立ち向かうことになると考えられる。今後、さらにアメリカ国内での物流拠点を増やし、オペレーションを拡大することでこれら課題を回避する計画。

▶China’s JD Will Launch Flagship U.S. Store on Google This Year
 
 
 
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trans+編集部

米中間の緊張関係が高まる中、アメリカのカスタマーにより直接的にアプローチする手段として、Google Shoppingを活用するようです。京東は今年6月にGoogleから約600億円の大型出資を受け入れており、資本提携を進めています。グローバル展開を加速したい京東にとって新たな柱となるでしょうか。

 

トルコEC市場、2018年に約76億ユーロに達する見込み

 

トルコのEC市場は、2017年に64億ユーロ、また、2018年末には前年比18.5%成長の約75.9億ユーロに達する見込みで急成長を見せている。2017年のインターネットユーザーに占めるオンラインショッピングユーザーの割合は約1割(600万人)と決して多くはない。しかし、スマートフォン普及率がグローバル平均を超えていること、また、最近ではAmazonはじめ大手外資EC事業者が参入や投資を進めていることから、海外事業者からもトルコEC市場の発展に期待していることが分かる。

▶Ecommerce in Turkey to reach 7.59 billion euros in 2018

 

 
 
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trans+編集部

トルコでは9月にAmazonが上陸したばかり。先週触れたロシアのEC市場と言い、世界にはまだまだ開拓余地があり、急速な成長が見込める市場がまだまだありますね。

 

Walmart、2020年度までにEC売上35%増の計画

 

Walmartは、同社のオンライン事業が2020年度までに35%増加すると発表した。同社は配送やEC事業のケーパビリティ拡充の投資に加え、インドのFlipkartを買収するなどEC事業に注力している。2020年度中に3,100店舗で食料品の受取、1600店舗で食料品の配達サービス提供を目指す。CEOのDoug McMillon氏は、WalmartがAmazonと対抗すべくオムニチャネルリテールの独自のエコシステムを構築していると紹介し、その中には、Walmartが矢継ぎ早に買収するDNVB(Digitally Native Vertical Brand)に加え、金融サービス、物流、デジタルエンターテインメントなども含まれる。なお、今後の成長戦略の一環として、「在庫の最適化」「商品の探しやすさ」「価格設定」「配送」などの強化に加え、2019年にオンライン売上150億ドル、2020年までに顧客の60%に当日配送の提供を掲げている。

▶Walmart sees e-commerce growth of about 35 percent for fiscal 2020

 

 
 
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trans+編集部

本ニュースでもたびたび取り上げているWalmartは、2016年に約3700億円でジェット・ドットコム(Jet.com)を買収して以来、積極的にネット通販企業を傘下に収めています。リンク先にある彼らが描くエコシステムの図は必見です。

 

Amazon、法人向け「Businessプライム」日本でスタート 当日お急ぎ便無料など

 

アマゾンジャパンは10月24日、法人・個人事業主向けの購買専用サイト「Amazonビジネス」で、有料会員サービス「Businessプライム」を始めた。プライム配送対象商品は「当日お急ぎ便(当日配送)」や「お急ぎ便(3日以内配送)」などのスピード配送の料金が無料になる。プランは利用人数に応じて選ぶことができ「Essentials」、「Small」、「Medium」、「Unlimited」の4種を用意。年会費は3900円~27万円で設定されている。最安の「Essentials」プラン以外では、購買分析ダッシュボード機能を使って購入実績の可視化や購買コントロール機能で購買活動を統制でき、コスト削減に活用できる。

▶Amazon、法人向け「Businessプライム」日本でスタート 当日お急ぎ便無料など
 
 
 
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trans+編集部

編集部もいちカスタマーとしてお世話になっているもAmazonプライム。BtoBでもAmazonプライムユーザーが増えるのでしょうか。

 

 

 

いよいよ、中国最大のオンラインショッピング祭「W11(独身の日)」が始まりますね。アリババは、毎年W11を盛り上げるため 世界的な著名人やセレブを呼びライブカウントダウンや ファッションショーなどの大がかりな企画を実施するなど販促イベントを超えた巨大なエンタメイベントとなってきていますが、開催10年目今年も、そのスケールは宇宙規模になるようです。アリババの発表によると、同社はW11に先駆けて独自の小型宇宙ステーション「Candy Jar」の打ち上げ、セール期間中にCandy Jarと連動したイベントを企画しているそうです。内容の詳細はまだ明らかにされていないのですが、たとえば、居住地の上空をCandy Jarが通過したタイミングにAliexpressアプリで地球撮影のリクエストを出し成功すると特別な割引がもらえたりするそうです。日本からも究極の「セルフィー」を撮影できるのでしょうか。記念に一枚撮ってみたいです。

トランスコスモス調査部より

 
 
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